とある男子の日常 - 第一章
02

授業も1通り終わり今は帰りのHR。

「じゃあ今日はこれでおしまい!さようなら〜また明日ね〜」

そう言うと皆ぞろぞろと帰って行く。
部活に行くやつもいるけど。

「じゃあな翔吾!楽しんでなぁ〜」

だからニヤニヤするな。

「変なことすんなよ?」

お前もか。こいつらホントに...


「お前らなぁ...ほらほらさっさと帰れ」

「はいはい。じゃあな!」

それに手を挙げて応えた。


そのやりとりの後先生が来た。

「桜井君、みなみちゃんよろしくね?」

「あっはい。」

「じゃあね、掃除よろしくね」

「ういっす」


こういう時に限って掃除当番。
ついてねえなぁ...

「あっ星野さん。」

俺が名前を呼ぶとビックリしたのか体が震えた。

「あっごめん急に呼んで。掃除当番だからちょっと待っててくれる?すぐ終わらせるから」

「うん」

俺の問いかけに笑顔で返してくれた。
授業で教科書見せてたから少しくらいは話してたから少しは打ち解けられたと思ったけど結構だったんだな。
しかし...笑顔可愛いな...

「ん?どうしたの?」

「えっ?ううん何でもない。」

おっと俺としたことがなんで顔見つめてんだよ...
ちゃっちゃと案内まで終わらせないと俺の時間がなくなっちまう...






■筆者メッセージ
展開考えるのは凄い難しいですね。この先どー持っていこうかまだ悩んでます。
ヒロりん ( 2016/02/14(日) 21:11 )