第1章 横山由依篇
北原里英 W

バスルーム。
ちんこを洗わないと絶対舐めないという北原里英ととにかく早く舐めて欲しい横山由依の対立があり、その結果の妥協案として、汚臭ちんこを里英が洗ってあげることとなった。

「里英ちゃん、はよ来て」

すでに全裸で待機する由依。
いまだ衰えを知らずにビンビン元気なちんこも健在だ。

なんやかんやで、予定とちゃうけど、この展開はアリやな。裸を見られるわけやし。
里英ちゃんて、どんなおっぱいしてるんかな?
あんま大っきくはないわな。
けど、どんなんでも、おっぱいはおっぱいやからなぁ。

などと、わくわくしている由依のもとに、里英が入室する。

「……里英ちゃん」
「なに?」
「なんでバスタオル巻いてるん?」
「だって、わたしが裸になる必要はないでしょ」
「そうやけど、それはズルいわ」
「いいじゃん。わたしはおちんちん舐める理由はあっても裸になる理由はないんでしょ」
「そ、そうやけど……」

実際はちんこを舐める理由もないのだが、それを受け入れる代わりにそれ以上のことはしなくていい、という北原の作戦勝ちである。

「ほ、ほんなら、洗ってや」
「はいはい。まったく、どんだけオナニーしたら、こんな臭くなるのよ」
「そんなにしてへん。い、一回だけやもん」

苦しい嘘をつく由依を、あえてつっ込まず、里英はボディソープを手のひらに出す。
すこし両手で泡立ててから、由依ちんこを包むように握る。

「はうんっ」

由依の声が漏れる。

「え?どうしたの?」

突然由依がヘンな声を出したから、ちんこから手を離す里英。

「だ、大丈夫やから、続けて」
「……うん」

由依の反応を気にして、できるだけソフトタッチにちんこを洗い始める。

ああ!
ちんこ洗われるの、めっちゃ気持ちいい!
ボディソープがぬりゅぬりゅで、ちんこが蕩けてしまいそうや。

「くはっ。……んくっ。……んぁっ」

我慢しようとしても声が漏れてしまう由依。
そんな由依の姿を見て、ようやく里英も気づく。
どうやら、ちんこを洗う行為は気持ちが良い行為だと。
それが分かると、里英はすぐに行動を起こした。

左手で陰茎をしごきながら、右手で亀頭をこねくりまわす。
ボディソープによって感度を増した由依ちんこに怒涛の責めが訪れる。

「ああっ!里英ちゃんっっ!はげしいよっっ!」
「どうしたの?わたしは洗ってるだけだよ」

体をくの字にしてよがる由依を見て、笑みを浮かべる里英。
このまま由依が絶頂に達してしまえば、舐めなくて済むのだ。
里英はさらにしごく速度を上げる。

「やばいよぅ!そんなん反則やわ!」

ちんこがどっか行ってまう!
そんなぬるぬるでしこしこされたら……
あかん!
さきっちょをそんなこねくられたら……

「どうしたの?もしかして洗ってるだけなのに、イっちゃうんじゃない?」
「あんっ!うち、そんなんじゃ、い、イカへんも、んっ…」
「ほら、気持ちいいんでしょ?さっきより硬くなってるよ」
「……くぅんっ……」

里英の言葉責めに唇を噛む由依。

「こうされるのが、いいんでしょ?」

と、亀頭に右手のひらをあてて、円を描き始める。
勿論、左手は高速でサオをしごいている。
里英の恐るべき指技によって、ついに由依は絶頂へと誘われる。

「あかんっっ!!うち、もうっっっっ!!!」

びくんっ!!

と、由依の身体が震える。

その瞬間、里英は“勝った”と思った。
ちんこの脅威から逃れた、と。
しかし、里英は由依ちんこを甘く見ていた。

どぷっっ!どりゅりゅっっ!ぶしゅあっっっ!!

堰を切った様に大量に放出されるザーメン。
それはすさまじい勢いで里英の顔面に降り注いだ。
どろりと粘着質を持った白濁の液体は、額に頬に鼻に、そして口の中まで汚す。
数秒後には顔面ザーメンまみれの里英だった。



初手コキに魂が抜けるほどの射精をした横山由依と息ができなくなるほどの初顔射を浴びた北原里英。
強烈な初体験に放心しているバスルームのふたり。
それは、非常にイカ臭かった。



いぷしろん ( 2016/01/24(日) 05:02 )