山本彩 W
破裂せんばかりに膨らんだ横山由依のちんこを前に山本彩は攻めあぐねていた。
性経験のとぼしい、と言うか処女の彼女は攻略方法がわからないのだ。
どこを攻めればいいのだろう――と、悩む彩に対して由依は、
「くわえて」
「…え?コレを、口でくわえるの?」
「そうや。彩ちゃんは、立派なアゴしとるんやから、パクッとしてーや」
「…………」
この状況にいたってもアゴいじりをされるのは多少納得がいかない彩であったが、ここは聞き流すことにする。
まずは、由依をイカせることに集中しよう。
ちんこと思うからいけないんや、コレはフランクフルトや――と、自分に言い聞かせてから、彩は胸元で十字をきると、大きく口を開けた。
かぽっ
間抜けな音を立てて、由依ちんこを口いっぱいに頬張る彩。
「はぁんっっ!」
あったかいわぁ〜〜
ちんこをコタツに入れたみたいや〜〜
「そ、そのまま、舌で舐めて」
「こ、こふ?」
「あはっ!それ、ええわぁ〜!」
彩が舌を這わせた位置は、ちょうど裏筋のあたりで、その刺激に由依はたまらずのけぞる。
…くぷ……こぽ……ぷちゅ……
漏れるよう聞こえるフェラチオの卑猥な音。
そして、由依の反応を見るために上目遣いの彩。
この状況に由依の興奮は超特急でヒートアップする。
やっぱ彩ちゃんは、すごいわ〜
フェラもすぐコツ掴むんやから、ホンマ完璧超人やで。
次第に彩の口内は彼女の唾液で溢れ、由依ちんこをねっとりと満たしていく。
人工的ローションをまぶされたカリ首と裏筋を柔らかい舌で転がされて、もはや絶頂への土俵際状態な由依に対して、彩は思いついたかのように、その肉棒の幹を握る。
「はゃふゅっ!しゃ、やかちゃっ、っんっっ!!」
由依の悲痛な声を無視して、容赦なくしごき始める彩。
「あ、かんっっ!!でりゅっ……あ、あうぅぅうはっっ!!」
快感が突き抜けて、由依の頭が真っ白になる。
次の瞬間、腰から股間にかけて旋律が走り、大量のザーメンを放つ。
ああ、めっちゃ射精、気持ちええっ!
なんやエネルギー波を出した気分や
かめはめ波やわ〜
白濁した“かめはめ波”は彩の口内を満たす。
堪えられずに口を離すと、今度は彩の顔面にも降り注ぐ。
一度の射精で口内射精と顔面発射の両方を達成する由依ちんこ。
その凄まじい量に彩は確信した。
これだけ大量の射精を果たした横山由依は間違いなく、《賢者タイム》に突入するはずだ、と。
山本彩は間違っていない。
常識では射精→放心→賢者と流れは決まっている。
これは有史以来変わらない。
しかし、それはあくまで普通のちんこを持った男性の話である。突然生えたちんこを持つ女性――横山由依は、そんな常識では測れない存在であった。
「……さ、彩ちゃん!」
「ちょっ!!」
彩を押し倒す由依。
「な、なんで!?なんで賢者にならへんの?」
「彩ちゃん彩ちゃん彩ちゃん」
名前を連呼して、その服を脱がしにかかる横山由依。
賢者どころか愚者にしてしまった――と、後悔する山本彩であった。
そんなこんなで、横山由依の童貞喪失チャンスと山本彩の処女喪失ピンチは次回に続くのであった。