笑顔が絶えない警察官































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第20章 DJポリス?
殺人事件発生
その夜ー
早川「え?!ハロウィンに参加できひんの?!」
金川「休んでよ!!」
鶴木「無理、ほぼ強制だから。」
早川「楽しないやん!!」
賀喜「2人とも、決まったことなんだから仕方ないよ。鶴木さん、お仕事頑張ってください。」
鶴木「いや、その前にお前らも仕事だろ。」
早川「あ、せやった。」
ハロウィンの日、乃木坂46は歌番組の中継先で新曲を披露する。
俺もそっちに行く予定だったが、案の定仕事が入った。
金川「そう言えば、櫻坂さんが渋谷でらい歌を披露するって、言ってたよ。」
鶴木「披露する場所は、あれだろ。最近できた商業施設の・・・」
賀喜「ミヤシタパーク?」
鶴木「そうそう、そこ以外ないだろ。」
絶対会わない自信がある。
警備に着く場所はまだ決まっていないが、絶対にその近辺に行かない自信がある。
鶴木「はぁ〜、渋谷か〜。」
あんまり行かんけど、絶対ヤバいことになるんだろうな。
早川「落ち込んでで仕方ないで、前向こう?」
鶴木「お前に言われたかねぇーわ。」
金川「それより、ご飯にしよー。お腹すいた〜。」
賀喜「そうだ、今日はシチューですよ!」
鶴木「シチューか・・・」
早川「嫌やったら、食べやんといて、私たちが作ってんから。」
鶴木「じゃ、食べに行こう。」
早川「もう少し抵抗してや!!」
立って財布を取りに行こうとしたら、足を掴まれる。
鶴木「掴むな!離せ!!」
早川「嫌や!一緒に食べよー!!」
金川「そうそう!食べよう!」
反対の足を掴まれる。
鶴木「こけるからやめろ!食べるから!」
賀喜「じゃ、パンとシチュー用意しますね。」
鶴木「俺も手伝うわ。」
早川「私もやる!!」
鶴木「なんねん。お前は。」
ーーーー
次の日
ウゥー!ウゥー!
伊丹「これは・・・」
芹沢「完全に殺しですね。」
出雲「ひどいですね・・・」
益子「今の所、凶器は見つかっていない。あと路地裏ってこともあって、防犯カメラを解析をすればと思っていたけど・・・」
伊丹「どうした?」
益子「足跡がめちゃくちゃある。
出雲「どういうことですか?」
杉下「つまり、いろんな人が出入りしているってことですね。」
芹沢「うわ、びっくりした!!」
伊丹「出やがったな。嘱託職員の亀山!」
亀山「なんだと、伊丹、このやろう!!」
鶴木「防犯カメラの映像もらってきた方が良いですか?」
益子「それは俺の部下がやっているから大丈夫だ。」
鶴木「わかりました。」
遺体は、刺し傷がめちゃくちゃある。
それに何か苦しそうにしている。
殺人現場は路地裏で、人が出入りするには似合わないところだ。
芹沢「先輩、聞き込み行きますか?」
伊丹「そうだな。行くぞ。」
出雲「わかりました。」
刑事達は、聞き込みにいく。
杉下「所持品を見ても構いませんか?」
益子「良いぞ。あっちだ。」
なんか、嫌な予感がする。

満腹定食 ( 2022/12/18(日) 18:16 )