笑顔が絶えない警察官































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第20章 DJポリス?
招集命令
角田「よっ、暇か?」
亀山「見ての通りですよ。角田課長。」
仕事がないため、今日も暇である。
杉下さんは、午前中は用事があるため時間休をとっている。
角田「それより、鶴木!めでたいな!筆記で巡査部長の試験に受かっちまうもんな!」
鶴木「いやいや、たまたまですよ。」
俺は、1発で筆記試験に受かった。
勉強しててよかったと思う。
今は、面接試験の結果待ちだが・・・
亀山「けどよ、面接は行けそうなのか?」
鶴木「ん〜、手応えないっすね。」
全くなかった。
質問が、明らかに落としてくる内容だった。
そのため、全く手応えがなかった。
まぁ、来年も受けるからいいか。
角田「ここにいる限り、無理じゃねぇーか?」
角田課長は、笑いながらコーヒーを淹れる。
亀山「お、コーヒーがないぞ。」
鶴木「作りますね〜。」
ガサガサ
鶴木「あ、豆がない。」
亀山「嘘だろ〜。鶴木、今から買ってこい。」
鶴木「わかりました〜。」
亀山「おい!ちょっと待て!これで、買ってこい!」
5000円を渡される。
鶴木「ありがとうございます。」
近くにスーパーがあるから、そこで買うか。
杉下「おっと!」
鶴木「わぁ!す、すいません!」
杉下「構いません。おはようございます。」
亀山「おはようございます!右京さん!」
角田「遅刻か?」
杉下「いえいえ、用事でお時間をもらっていました。」
タン!
木札が裏返される。
鶴木「あ、買ってきまーす。」
杉下「鶴木君、どこに行かれるのですか?」
鶴木「コーヒーの豆がなくなったので、スーパーに行ってきます。」
杉下「そうでしたか、ついでにお砂糖とミルクも買ってください。」
鶴木「わかりました!」
そのままダッシュする。
〜〜〜〜
鶴木「買ってきました〜!」
亀山「お!サンキュー!鶴木!わかっているじゃねぇーか!!これだ!これ!!」
鶴木「あ、ありがとうございます!」
バシバシ背中を叩かれる。
亀山さん、痛すぎる。
杉下「鶴木君、良いですか?」
鶴木「なんですか?」
杉下「君にメールです。」
鶴木「メール?」
杉下さんのパソコンを借りて見る。
送り主は、警務から。
[鶴木裕太巡査長へ
  今月の31日のハロウィンイベントがありますので、雑踏警備についてください。
なお、都合の悪いのでしたら、29日、30日のいずれかをお選びください。]
鶴木「・・・げぇ。」
亀山「お?雑踏警備か?あ〜、しゃーねーな!しっかり働いてこい!」
杉下「そういうことみたいですね。頑張ってください。」
鶴木「う、嘘だろ・・・」
あそこに行くなんて、地獄送りだろ・・・

満腹定食 ( 2022/12/18(日) 09:03 )