笑顔が絶えない警察官































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第12章 存分に暴れろ!!
旧式
1時間前
鶴木「ん、ん?」
あれ?俺・・・
鶴木「いって。」
頭がいてぇ。
頭を触ると、包帯が巻かれている。
「お、おっ!目が覚めたか?!」
警備についていた同僚がいた。
鶴木「今の状況は?」
「最悪の一言だな。なっちんが暴れまくってる。それに今、ここで動かれる警察官はいない状況だな。」
鶴木「俺が、おぶっていた人は?」
「命に別状はないそうだ。男の子も怪我なかった。お前、すごいな。」
鶴木「いや、俺が怪我したから意味ねぇーよ。」
「よく言うわ。」
鶴木「よっこいしょ。」
「お、おい、どこにいくんだよ。」
鶴木「あ?なったんをとめに。」
「無理だろ。」
鶴木「じゃ、どーすんだよ。いてて。何か手はないのかよ。」
「ないな。お前は怪我人だから、安静にしてろ。」
鶴木「うるせぇ。」
「お〜い!動けれるやつはいるか!!」
鶴木「よし、いくか。」
「お、おい!!」
頭がいてぇが、なんとかなるだろ。
「つ、鶴木?!大丈夫なのか?!」
鶴木「大丈夫っすよ。で、何するんすか?なっちんをぶっ壊すんすか?それとも爆破ですか?」
「お〜い、誰かこいつを病院に連れていってくれ〜。」
鶴木「いや、待ってください。何すればいいんすか?」
「今、なっちんを止めれる方法が限られてきてて、そろそろ自衛隊に頼むことになりそうなんだよ。」
マジかー。
「それで、我々警視庁の最終手段じゃないけど、それに対抗出来そうなものがあったから、それに乗ってもらおうと思ってだな。」
鶴木「それって、あれっすか?」
「あぁ、そうだ。」
〜〜〜〜
ギシッ!ギシッ!
鶴木「くっそ、昨日整備したって聞いてるけど、オンボロじゃねぇーか!」
俺は、なっちんと対峙している。
俺が乗っているロボットは、98式AVイングラム。
1号機ってやつだな。
関節部分から危ない音が鳴っているが、やるしかない。
モニターを見る。
小坂さんと女性が写っている。
鶴木「やるしかねぇーよ!!」
プシューッン!!
鶴木「うぉー!!!」
パトなっちんを飛ばす。
鶴木「誰だか、わからねぇーけど、負けるわけには、いかねぇーよ!!」
足からハンドガンを出す。
パトなっちんもハンドガンを出す。
鶴木「くらぇ!!」
バシュ!バシュ!

満腹定食 ( 2022/10/01(土) 21:45 )