笑顔が絶えない警察官































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第12章 存分に暴れろ!!
パトなっちん
鶴木「こちら、鶴木。現時点で異常なし。引き続き、徒歩でパトロールします。どうぞ。」
『了解、あと15分程度でロボットが出てくるから、そこまでは自由でいい。』
鶴木「了解。では、持ち場につきます。ふ〜、怪しい人物なし。」
きゃっ!きゃっ!
楽しそうに子供たちが遊んでいる。
今回のイベントは、子供はもちろん、大人も楽しめるイベントになっている。
警視庁が持っている車や機械を展示しているし、いろんな部署の警察官が会場にいる。
まぁ、俺は警備やけど。
鶴木「そろそろだな。」
『会場のみなさ〜ん!こんにちわー!!』
今回のイベントの目玉がスタートした。
『みなさん、我々警視庁が考えて作ったロボットを見たいですよね?』
「「「みた〜い!」」」
『わかりました!では、出てきてもらいましょう!!どうぞ!!』
ガシャン!ガシャン!
鶴木「おぉ〜。」
かなりデカめ。
確か、大人一人分は入れる運転席があるとか。
「わ〜!!すごい!!「かっこいい!!」
『こちらは、私たちが開発したその名も〜!!パトなっちゃんです!!』
ロボットであるため少し角張っているが、少し愛らしい見た目をしている。
『なんと!このパトなっちん、人が入っているんですよ!!では、今から降りてきてもらいましょう!!!』
ガシャン!ブーン!
鶴木「おぉ〜。」
なかなかすごいものを作ったな。
しかも、もう一台あるらしい。
予算は、足りているのか?
『パトなっちんと遊びたいと遊びたい人や乗りたい人は、30分程度ですが、時間がありますので、自由にしてください!!』
「「「は〜い!」」」
鶴木「はぁ〜。」
これから、パトなっちんの近くで警備。
子供の安全確保と監視が始まる。
ここで、怪しいことを企む奴は、肝が据わっていると思う。
鶴木「早く終われよ。」
ボソッと呟く。
〜〜〜〜
???side
カタカタ!カタカタ!
「お前ら見とけよ。俺の技術を。」
少し離れた廃ビルに男が、パソコンを操作している。
何やから怪しげなファイルがゾロリと並んでいる。
「あと少しで、お前らの計画を台無しにしてやる。」

■筆者メッセージ
気になる方は、パトなっちゃんと調べてください。
満腹定食 ( 2022/09/24(土) 17:18 )