笑顔が絶えない警察官































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第10章 温かい日向
日向のキャプテン
さくら「じゃ、行ってきます。」
鶴木「いってら〜。」
仕事に行くさくらを見送る。
今日は、非番だ。
昨日は、ずっと寝る直前までさくらが抱きついていた。
この時期はいいが、春を過ぎればやめてほしい。
鶴木「ん〜、掃除するか。」
部屋の掃除でもして、1日を潰すか・・・
ピコン!
鶴木「ん?」
京子[気になるラーメン屋を教えてもらったから行かない?]
断る理由がありません。
即答で・・・
鶴木[すぐ向かう。]
〜〜〜〜
キィ〜!!
鶴木「うっし、着いた。」
待ち合わせのラーメン屋に着いた。
集合時間の5分前。
ちょうどいい。
京子「鶴木〜!」
向こうから手を振ってくる。
俺も振り返す。
齊藤さんの隣に、誰かいる。
仕事仲間か?
「京子の言ってた人?」
京子「そうそう!鶴木って言うんだよ!」
鶴木「雑いな。どうも、鶴木裕太です。」
「ラーメン好きって、京子から聞いてるよ。私は、佐々木久美。このラーメン屋は、私が見つけたんだよ。」
鶴木「へぇ〜、そうなんか。とりあえず、入ろうや。」
京子「久美、鶴木はちょっと変わってるけど、気にしないでね。」
鶴木「そんなことはねぇーよ!」
ラーメン屋に入る。
魚介系だな。
塩と醤油・・・どっちにするか・・・
鶴木「お、これは・・・」
まぜそばがある。
塩のまぜそばにするか。
久美「塩ラーメンじゃないの?!」
京子「ほら、やっぱり。変わってるよね〜。」
鶴木「別にいいだろ。」
京子「じゃ、私は醤油。」
久美「京子、ここは塩でしょ。」
各々のラーメンの券を買う。
久美「京子からは、王道派って聞いてたけど?」
鶴木「いや〜、わかってない。魚介の塩のまぜそばは、相性がええねん。」
京子「いやいや、醤油でしょ。魚介の旨味を醤油で包んでいる感じがいいの。」
久美「えぇ〜、素材の味を楽しむために、塩でいいじゃん。」
鶴木「そうじゃねぇーんだよなー。素材の味ってより、その店の仕込みの味を楽しむんだよ。」
京子「その店のこだわりとか。」
久美「そこは、合うんだね。」
〜〜〜〜
鶴木「ごっそうさん。」
ラーメンを楽しんで、店を出る。
いや〜、よかったよかった。
京子「鶴木、この後どうするの?」
鶴木「ん〜、部屋の掃除するから、掃除の洗剤とか買うかな。」
久美「それだったら、一駅向こうに新しくできたカフェがあるから、寄らない?」
鶴木「えぇ〜、いや・・・」
京子「いいじゃん!行こう!」
鶴木「わーた、わーた。行くから。」
とりあえず、2人に連れられてカフェに向かう。
ーーーー
3日後
鶴木「あ、○ステやん。」
3日前にカフェで出ると聞いて、見ようと思う。
ピッ!
久美『こんばんわ〜!私たち!!』
『『『日向坂46です!!!』』』
鶴木「お、いいタイミング。」
『では、キャプテンの佐々木久美さん、今日の意気込みをお願いします。』
鶴木「・・・ふぇ?!」
キャプテンだったんかい!!

■筆者メッセージ
明日から夏休なので、携帯が帰ってきました。
明日できたら、更新しようかな(遠い目)
満腹定食 ( 2022/08/17(水) 01:30 )