笑顔が絶えない警察官































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第7章 夏の大騒ぎ
暑い日差しの下で
ミーン!ミンミン!ジィー!!
真夏の日差しが暑く降り注ぐ中・・・
「まてごらぁ!!!」
「止まれぇ!!!」
と、声が聞こえる。
鶴木「止まれやぁ!!」
日垣「まてごらぁ!!」
「い、嫌だぁ!!ハァ、ハァ!」
鶴木と日垣は、逃走犯を追っている。
二人とも汗だくで。
日垣「鶴木!俺は、回り込む!!」
鶴木「はい!!」
日垣さんは、近道を知っているのか、右に曲がっていく。
鶴木「まてぇ!!」
「ハァ!ハァ!ハァ!」
日垣「そこまでだ!!」
「わ、わぁ!!」
日垣さんが回り込んで、逃走犯の前に立ち塞がった。
鶴木「観念しろ。」
日垣「ほら、諦めろ。」
「く、くそ・・・」
日垣「はい、現行犯逮捕。」
カチャン!
〜〜〜〜
日垣「ただいま、戻りました。」
鶴木「あ、あぢぃ〜。」
交番に戻って報告する。
岡野「お疲れ様。ほら、冷たい麦茶用意しているよ。」
大西「はい、どうぞ。」
日垣「ありがとうございます。」
鶴木「いただきまーす!」
日垣「お、おい!鶴木!!」
俺は、コップに入っている麦茶を一気に飲む。
鶴木「ぷはぁ〜!うまい!!」
日垣「たく、お前は・・・」
ジッ!
『こちら、愛宕署、〇〇丁目で言い争いが発生・・・』
日垣「鶴木!!」
鶴木「は、はい!!」
真夏の下で仕事するのは、しんどい。
〜〜〜〜
鶴木「あぁ〜、暑い・・・」
仕事を終えて、マンションに帰っている。
夜勤だったため、部屋に帰れてない。
汗で、身体はベタベタだ。
鶴木「早くシャワー浴びてぇ〜。」
「あ、お疲れ様です。」
鶴木「梅澤さん、お疲れ様です。これから仕事ですか?」
梅澤「そうですね。何か、疲れてそうですけど・・・」
鶴木「色々ありまして・・・」
梅澤「あ、なるほど・・・」
鶴木「では、頑張ってください。」
梅澤「はい、ゆっくり休んでください。」
鶴木「ありがとうございます。」
梅澤さんと会話を終えて、部屋に向かう。
鶴木「あぁ〜、疲れた・・・」
鍵を開けて、部屋に・・・
鶴木「ん?」
鍵が空いている。
鶴木「なんで・・・あ。」
部屋に入る。
さくら「おかえり。」
鶴木「はぁ〜、早速かよ。」
さくらがいた。
あの後、俺の部屋の合鍵が欲しいと言ってきたから、渡したが、週一ペースで俺の部屋にいる。
鶴木「シャワー浴びて寝るから、ゆっくりしとけ。」
さくら「うん。」
こんな感じて過ごしている。

満腹定食 ( 2022/06/26(日) 20:40 )