坂道とポケモン その2
もう1匹
小坂「ん〜。」
金村「菜緒ちゃん?どうしたの?」
小坂「もう1匹ポケモンが欲しいな〜って思ってな。」
金村「なんで?」
小坂「ん〜、ワニノコだけでもいいんだけど、この先バトルするってなったら、何匹が欲しいと思ってん。」
金村「その考え方は、ありだと思うよ。私もレントラー1匹だけじゃ心許ないし・・・」
レントラー「レン?」
金村「レントラーのお友達を考えていたの。お友達は、欲しい?」
レントラー「レン。」
金村「そうだよね。もう少し考えてみるね。」
レントラー「レン。」
金村のレントラーは、よく懐いている。
金村の言うことはしっかり聞く。
それに比べて・・・
ポーン!!
ワニノコ「ワニワニワニャー!!」
小坂「こら、戻りなさい。」
ワニノコ「ワニャ?」
小坂のワニノコは、陽気で体力が有り余っているみたいだ。
ガチャ!
「小坂〜、いる?」
小坂「はい、どうしましたか?」
「この日に、古代ポケモン博物館で仕事をもらったけど、やる?」
小坂「やります!!」
金村「出た、古代ポケモンマニア。」
小坂は、古代ポケモンが好きである。
化石を見ると興奮している姿をメンバーがちょくちょく見ている。
小坂「もしかして、最近見つかった古代ポケモンの化石が展示されているんですか?!」
「まさしく、それなんだよ。」
小坂「やったー!!」
軽く飛び跳ねている。
金村「動画に撮っておこー。」
ここでも変態金村は、抜かりはない。

満腹定食 ( 2024/03/21(木) 22:33 )