坂道とポケモン
鈴木絢音×ユキメノコ
鈴木「寒いな〜。」
実家がある秋田に帰っている。
少し長い休みを持ったためだ。
周りは、雪の壁がそびえている。
鈴木は、暖かい部屋でこたつに入っている。
バン!バン!
鈴木「ん?何?」
窓を叩く音が聞こえた。
「ユキ!ユキ!」
鈴木「ま〜た、あなた?」
窓の外には、ユキワラシがいた。
ユキワラシ「ユキ!ユキ!」
鈴木は上着を羽織り、手袋をして、長靴を履いて外に出る。
鈴木「も〜、寒いんだから〜。」
さっきまで温まっていた部屋の窓まで周る。
ユキワラシ「ユキ!ユキワッ!」
鈴木「何?遊びたいの?」
ユキワラシ「ユキッ!」
鈴木「えぇ〜、寒いから嫌なんだけど〜。」
ユキワラシ「ユキ!ユキッ!」
ユキワラシは、長靴を触って遊びたいアピールをする。
鈴木「も〜、少しだけだよ。」
ユキワラシ「ユキ?!」
鈴木「え?遊ばないの?」
ユキワラシ「ユキ!ユキ!!」
鈴木「ほら、遊ぶよ。」
1時間後〜
「絢音〜!長靴を片付け・・・って。」
鈴木の母親が帰ってきた。
部屋に入り、長靴を片付けていないことを叱ろうとしたが・・・
鈴木「ん〜。」
ユキワラシ「ユキ〜。」
こたつに包まり、昼寝をする姿を見る。
鈴木母「もう〜、今回だけだからね。」
鈴木「すぅ〜。」
ユキワラシ「ユキワ・・・」
ーーーー
鈴木「それじゃ、行くね。」
母「また帰ってきなさい。」
鈴木「うん。行ってきます。」
父「ほら、そのあと吹雪くから早く行くぞ〜。」
鈴木「は〜い。」
鈴木は、車に乗り込む。
ユキワラシ「ユキワッ・・・」
〜〜〜〜
父「身体に気をつけろよ。」
鈴木「うん、行ってきます。」
駅に着き、鈴木は改札に向かう。
「ユキワッ!」
鈴木「え?」
ユキワラシ「ユキ!ユキワッ!」
鈴木「え、え?ユキワラシ?!どうやって来たの?」
ユキワラシ「ユキ!ユキ!」
ユキワラシは、車の指差す。
鈴木「え、え?もしかして、車の屋根になって来たの?」
ユキワラシ「ユキッ!」
力強く頷いている。
鈴木「えぇ〜、そうだな〜。う〜ん。」
ユキワラシ「ユキ、ユキワ。」
鈴木「わかったから、じゃ、新幹線の中は大人しくしててね。」
ユキワラシ「ユキワっ?!」
鈴木「ほら、行くよ。」
ユキワラシ「ユキ!ユキ!」
ーーーー
1週間後
北野「絢音ちゃ〜ん!!」
鈴木「日奈子?どうしたの?」
北野「ユキワラシをゲットしたんでしょ?見せて!」
鈴木「えぇ〜、いいけど〜。」
北野「やった!」
鈴木「出ておいで。」
ポーン!
ユキワラシ「ユキワ?」
北野「かわいい〜!」
ユキワラシ「ユキ、ユキ。」
北野「あ、ちょっと!」
ユキワラシは鈴木の後ろに隠れる。
北野「なんで〜!」
鈴木「人見知りなんだよ。ねぇ、ユキワラシ。」
ユキワラシ「ユキワッ。」
ーーーー
数ヶ月後
真夏「絢音、これ、プレゼント!」
鈴木「ありがとうございます!真夏さん!」
真夏「ほら、開けてみて!」
鈴木「はい!」
もらった箱をすぐに開ける。
鈴木「え、え?これは・・・」
真夏「久々に選抜に入ったし、そろそろだと思ってね。」
めざめのいしが入っていた。
鈴木は、アンダーとして過ごす期間が長かった。
そしてつい先日選抜に返り咲いたのだ。
鈴木「ありがとうございます。」
鈴木は、ユキワラシを出す。
ユキワラシ「ユキワ?」
鈴木「ユキワラシ、これに触って。」
ユキワラシ「ユキ?」
鈴木「ユキワラシが強くなるためだよ。」
ユキワラシ「ユキ。」
ユキワラシは、めざめのいしを触る。
シュ〜イン!
「ユキメーイ。」
鈴木「ユキメノコ・・・」
真夏「絢音にぴったりだね。」
ユキメノコ「ユキメイ?」
鈴木は、ユキメノコをそっと抱きしめる。
鈴木「これからも一緒にいてくれるよね。」
ユキメノコ「ユキメイ!」
お似合いのタッグである。

満腹定食 ( 2022/03/23(水) 20:25 )