坂道とポケモン
増本綺良×ドラピオン
増本「はぁ〜、誰もついてきてくれなかった。」
増本の行動は、あまりにもぶっ飛んでいるため、今回は誰も一緒に行動をしていない。
そのため、増本は1人で買い物をしている。
「スコ〜。」
増本「ん?」
たまたまポケモンショップの隣を歩いていた増本。
ポケモンの鳴き声を聞く。
「スコ〜。」
増本「あの子かな?」
元気のないポケモンが一体いた。
増本は、ポケモンショップに入る。
増本「あの〜、すいません。」
「はい、なんでしょう?」
増本「あの子は、なんで元気がないんですか?」
「え、あ〜、スコルピですか?実は、可愛くないやカッコ悪いって、言ってみんな避けているんですよ。それで、誰も見てくれなくなって・・・」
増本「そうなんですね。じゃ、私が飼います。」
「え?!いいんですか?」
増本「え?よくないですか?針があって、かっこいいですよ。」
「あ、ありがとうございます!では、早速手続きを!!」
店員は、店の奥に行く。
増本「私が育てますから、安心してくださいね。」
スコルピ「スコッ!スコッ!」
ーーーー
次の日
増本「茜さん。」
茜「ん?きらちゃん、どうしたの?」
増本「私、ポケモンゲットしたんですよ。」
茜「え?いつ?」
増本「昨日です。」
茜「何をゲットしたの?」
増本「見てください。」
増本は、カバンからモンスターボールを出す。
増本「あかねちゃん、出てきて。」
茜「あかねちゃん?」
ポーン!
スコルピ「スコッ!スコ!」
茜「・・・うわっ!」
守屋は、少し固まってそのあと少し後退りした。
茜「え?スコルピ?」
増本「はい、かわいいでしょ?」
スコルピ「スコ!スコッ!」
茜「そ、そうだね・・・」
守屋は、顔を引きずっている。
ーーーー
数週間後
澤部「ポケモンバトル対決〜!!」
「「「イエ〜イ!!」」」
そこさくの対決企画で、ポケモンバトルをすることになった。
そのためスタジオの屋上を借りて、特製バトルステージを作っている。
澤部「では、参りましょう!土田さん!」
バトル相手は、クジで決める。
土田「よっ!お!小林!」
澤部「うわ〜、当たる相手は嫌でしょう。ねぇ、菅井。」
菅井「ゆいは、めちゃくちゃ強いですよ〜。」
澤部「その小林に対する相手は・・・」
土田「おっ?!あぁ〜、増本・・・」
「「「あぁ〜。」」」
全員がため息をつく。
増本「え?なんで、私が負けるって確信しているんですか?」
澤部「なんと、増本は小林を倒すつもりだと・・・」
土田「小林、意気込みを。」
小林「コテンパンにしてやります。」
澤部「対する増本は?」
増本「勝って小林さんをギャフンと言わせます!」
土田「なに、あの子。怖すぎる・・・」
澤部「もうバチバチです!」
〜〜〜〜
澤部「では!2人ともポケモンを!!」
小林「出てきて!ヘルガー!!」
ポーン!!
ヘルガー「ガゥ!」
増本「あかねちゃん!お願いします!」
土田「あかねちゃん?!」
ポーン!
スコルピ「スコッ!!!」
澤部「では、始め!!」
小林「ヘルガー!かえんほうしゃ!!」
ヘルガー「ガァー!!」
増本「避けて!どくばり!!」
スコルピ「スッコ!!!」
バシュ!!バシュ!ボァ!!
スコルピ「スコ〜!」
増本「あかねちゃん!!」
スコルピ「スコッ!」
増本「ベノムショット!」
スコルピ「スコッ!!」
ドン!
ヘルガー「グゥ!!」
小林「そんなんじゃゆるいんだよ!ヘルガー!!ニトロチャージ!!」
菅井「あ!新技!!」
ヘルガー「ガゥ!!ガゥ!!!」
ヘルガーは、一気に炎を纏う。
増本「よ、避けて!」
スコルピ「す、スッコ!!」
直撃する。
増本「あかねちゃん!!」
小池「なんか、あかねんが戦っているみたいやな。」
茜「やめて。」
増本「あかねちゃん・・・」
スコルピは、ボロボロだ。
スコルピ「スコ・・・」
小林「じゃ、終わりにする?ヘルガー、かえんほうしゃで終わらしな!」
小池「めっちゃ悪役やん!」
ヘルガー「グゥ!ガァー!!」
増本「スコルピ!立ってください!」
スコルピ「スコ・・・スッコ!」
飛んで避ける。
小林「なかなかしぶといな。」
増本「スコルピ、もういいです。負けですよ?」
スコルピ「スコ!スコ!」
増本「まだ闘うんですか?」
スコルピ「スコ!」
小林「へぇ〜、なかなかやるじゃん。」
増本「・・・スコルピ、まだやりますよ。」
スコルピ「スコ!!スッコ〜!!」
スコルピが光り輝く。
澤部「な、なんだ?!」
土田「ここで進化?!」
スコルピの身体はどんどん大きくなっていく。
「ドラ〜!!!」
澤部「えぇ〜!!めちゃくちゃでかいぞ〜!」
土田「あれは、ドラピオン?!」
増本「ど、ドラピオン?」
ドラピオン「ドラ!」
増本「ドラピオン、行きますよ!つじぎり!!」
ドラピオン「ドラ〜!!」
小林「へ、ヘルガー!かえんほうしゃ!」
ヘルガー「ガァ〜!!!」
ドラピオン「ドラっ!」
小林「は、早い!!」
ドシュン!
ヘルガー「ガァッ!!」
小林「へ、ヘルガー!」
増本「めちゃくちゃ効いてますよ!」
土田「えぇ〜っと、なになに?ドラピオンのスナイパー?急所に当たれば、2倍近くのダメージを与えるって、最強じゃん!」
増本「ドラピオン!一気に行きますよ!クラスポイズン!!!」
ドラピオン「ドッラ〜!!!」
小林「させないよ!ヘルガー!ニトロチャージ!!」
ヘルガー「グゥ!ガァ〜!!」
ドン!!ドッカーン!!!
バトルステージが、煙に包まれる。
澤部「さぁ?!どっちだ?!」
ドラピオン「ど、ドラ〜!!!」
澤部「へ、ヘルガー戦闘不能!よって!ドラピオン、増本の勝利!!」
「「「お、おっ?!!」」」
増本「か、勝った?ド、ドラピオン!」
ドラピオン「ドラ〜!!」
小林「ま、まじか〜。ヘルガー、お疲れ様。」
ヘルガー「が、ガゥ。」
この先、櫻坂の切り札として増本とドラピオンは、活躍して行く。
増本「あ、ドラピオンじゃなくて、あかねちゃんだった。」
茜「もうやめなさい!!」

満腹定食 ( 2021/12/29(水) 10:21 )