元不良見習いの奮闘記







































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第9章 笑ってもらうために
資格ってなんだ?
高松「・・・」
どうしようか。
店に戻ってから、厨房に立つ資格を考えているが、全然わからない。
高松「あ、やべぇ。課題しねぇーと。」
学校の課題が、終わってなかった。
やらねぇーと留年になっちまう。
角田「かんぼう!出前に行ってくれ!」
高松「わ、わかった!!」
店に立てなくても出前には出ていける。
まぁ、何もやらないよりは、いいだろう。
〜〜〜〜
高松「・・・」
出前から帰ってきて考えているが、全然浮かばない。
厨房に立つために、何が必要なのか。
そのために何をするのか。
全然わからない。
どうしたらいい。
俺に何が足りない。
「おい、かんぼう!」
高松「え?な、なんだ?!」
後ろに角田がいた。
角田「おい、飯だぞ。早く降りてこい。」
高松「あ、ごめん。」
下に降りて、賄いを食う。
今日は、和風ハンバーグ。
植村「じゃ、いただきます。」
白村・角田・高松「いただきます。」
〜〜〜〜
高松「だぁ〜、わからねぇ〜。」
全くわからない。
何が必要なんだ。
高松「あ、やべぇ。課題やらないと。」
今週の土曜日に提出だ。
先週は、すっぽかしているから出さないと留年してしまう。
高松「はぁ〜、何すればいいんだよ。」
〜〜〜〜
角田side
角田「かんぼう、わかりますかね?」
白村「さぁな。俺たちが、教えてもいいがそれじゃ意味がないだろ?」
角田「それもそうですね。」
植村「お前ら、口動かす前に手を動かせ。忙しいんだからよ。」
角田・白村「へい。」
かんぼう、がんばれ。
俺もそんな時期があったから、頑張ってほしい。

満腹定食 ( 2021/10/17(日) 19:36 )