資格ってなんだ?
高松「・・・」
どうしようか。
店に戻ってから、厨房に立つ資格を考えているが、全然わからない。
高松「あ、やべぇ。課題しねぇーと。」
学校の課題が、終わってなかった。
やらねぇーと留年になっちまう。
角田「かんぼう!出前に行ってくれ!」
高松「わ、わかった!!」
店に立てなくても出前には出ていける。
まぁ、何もやらないよりは、いいだろう。
〜〜〜〜
高松「・・・」
出前から帰ってきて考えているが、全然浮かばない。
厨房に立つために、何が必要なのか。
そのために何をするのか。
全然わからない。
どうしたらいい。
俺に何が足りない。
「おい、かんぼう!」
高松「え?な、なんだ?!」
後ろに角田がいた。
角田「おい、飯だぞ。早く降りてこい。」
高松「あ、ごめん。」
下に降りて、賄いを食う。
今日は、和風ハンバーグ。
植村「じゃ、いただきます。」
白村・角田・高松「いただきます。」
〜〜〜〜
高松「だぁ〜、わからねぇ〜。」
全くわからない。
何が必要なんだ。
高松「あ、やべぇ。課題やらないと。」
今週の土曜日に提出だ。
先週は、すっぽかしているから出さないと留年してしまう。
高松「はぁ〜、何すればいいんだよ。」
〜〜〜〜
角田side
角田「かんぼう、わかりますかね?」
白村「さぁな。俺たちが、教えてもいいがそれじゃ意味がないだろ?」
角田「それもそうですね。」
植村「お前ら、口動かす前に手を動かせ。忙しいんだからよ。」
角田・白村「へい。」
かんぼう、がんばれ。
俺もそんな時期があったから、頑張ってほしい。