元不良見習いの奮闘記







































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第4章 伝説の警察官
巻き込まれ系
高松「あ、やべ。大将。ガソリン無いんで入れて来ます。」
植村「その前に金持っていけ。5000円有れば足りるだろう。」
高松「わかりました。行ってきます。」
休みの日、原付の点検をするとガソリンがほぼなかった。
ちゃんと見てないな〜。
原付を走らせる。
ガソリンスタンドまでは、もってほしい。
〜〜〜〜
高松「うわ〜、高いな〜。」
レギュラーも少しずつだが、高くなっている。
今は原付だが、将来車を持つならもっとかかるんだろうな。
高松「よし、満タンと。帰るか・・・」
近道して帰るか。
休みだけど、課題があるんだよな〜。
今週提出なのに、まだできていない。
あと2ページ残っている。
高松「ん?」
あれは・・・岩本さん?
ここらで仕事か?
まぁ、いいわ。
とりあえず、帰ろ。
ブゥ〜ン!!
黒のハイエースがスピードを出してきた。
当たりそうになったから路肩に停まる。
高松「危ねぇ〜な。ん?」
岩本さんの先に停まり、扉が開く。
3人くらい出てくる。
岩本「え?何?きゃ!!」
高松「お、おい!!」
俺に気づいたのか、岩本さんをハイエースに乗せた直後に走っていく。
高松「ちょ、おい!!」
俺も原付を走らせる。
〜〜〜〜
植村side
植村「遅いな〜。」
たこが、ガソリンを入れに行って2時間経っている。
そんな金渡していないから、遊びに行くわけじゃないと思うが、遅い。
植村「はぁ〜、こっちから電話したくないわ。」
Prrr
『お?どうした?大将。』
植村「すまん、両さん。うちの新人がガソリン入れに行ってから中々帰ってこない。」
両津『それは、本当か?どれくらい前だ?』
植村「2時間前くらいだな。」
両津『わかった、ちょいと探してくるぞ。』
植村「すまない、ありがとう。」
両津『いいってことよ。じゃ、あとでな。』
植村「あぁ。」
また面倒ごとに巻き込まれていなければいいんだがな。

満腹定食 ( 2021/09/30(木) 08:28 )