元不良見習いの奮闘記







































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第4章 伝説の警察官
金に汚い人
白村「はい、紺・・・って、両さん?また?え?変わらなくていい?生姜焼きだな。わかった。生姜焼きの出前一丁。」
高松「はい。」
角田「え?早くないっすか?」
白村「そうなんだけど、何故だ?」
植村「どうした?」
上で休んでいた大将が降りてくる。
白村「出前です。今から作ります。」
植村「わかった。俺の電話じゃないってことだな?」
白村「はい。」
植村「何かあったら、ちゃんと言えよ。」
また上がっていく。
白村「とりあえず、作るぞ。」
角田・高松「はい。」
〜〜〜〜
ブロロッ!キキィー!
高松「紺色屋で〜す。」
両津「よう!高松!」
高松「うっす。はい、生姜焼き定食です。」
両津「こりゃ〜、うまそうだな!」
大原「両津!!お金は?!」
両津「げぇ!部長!!奥で休んでなかったんですか?!」
大原「電話した時から怪しいと思っていたが、まさかまたタダ飯すると思ってな!!」
両津「給料日に払いますって!!それより、高松!」
高松「はい?」
両津「俺の隣に座ってた二人組は、アイドルしている子達だろ?」
高松「なんのことか、さっぱりですね。」
両津「誤魔化しても無駄だぞ。ほれ。」
山下さんと与田さんの写真が映し出されていた。
高松「いや〜、知らないですね〜。」
両津「ほぅ〜、さっき住所を・・・」
高松「それは、ダメだろ!・・・あ。」
両津「さすが、大将が見込んだ野郎だな。なぁ、こっちに来い。」
高松「いえ、しつ・・・のわっ!」
力つぇ!!
両津「ちょ〜とで、いいんだ。少しだけ、お金を稼ぐために話して欲しいんだよ・・・」
高松「だから、無理だって!それか自分で言えや!」
両津「悪い話じゃないと思うぞ。お前も金が・・・」
大原「両津!高松君を困らせるな!!」
両津「げぇ!部長!!」
俺は、その隙に両津さんの手を振り解き、大原さんの横に行く。
両津「お、おい!高松!!」
麗子「両ちゃん!やめなさい!!」
中川「ほら、高松君、帰りなさい。」
高松「では。」
両津「お、おい!!あぁ〜、ワシの億万長者の夢が・・・」
大原「この大バカもんがぁ〜!!」
急いで出たが、派出所から大原さんの怒鳴り声が聞こえてきた。
金に汚い人は、嫌いだ。

■筆者メッセージ
癖で俺って書いてしまいました汗
ご指摘ありがとうございます。
まぁ、できそうで出来なさそうなコラボをしてみようと思い、こち亀を出しました。
満腹定食 ( 2021/09/28(火) 21:13 )