元不良見習いの奮闘記







































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第29章 何上戸?
検索 飲みの断り方
高松「・・・」
理佐「どうしたの?飲みなよ。」
高松「の、飲むけど・・・」
また断れずに飲みに誘われた。
断りたかったが・・・
上村「私に抱きついたの忘れたの?」
高松「覚えてます・・・」
これを出されたら何も言えない。
高松「はぁ〜、もうやだ。」
理佐「何?私のお酒が飲めないの?」
高松「の、飲みます。飲ませていただきます・・・」
出された酒を飲む。
サワーだから、大丈夫だと思う。
高松「うっま。」
梅サワーを飲んでいる。
なかなかうまい。
上村「ほら、飲みな。」
高松「ちょっと当たり強くな・・・」
上村「私、あの後みんなに馬鹿にされてるからね?」
高松「す、すんません・・・」
それを言われたら何も言えない。
はぁ〜、あの時の俺を恨むわ。
理佐「ほら、飲みなよ。」
高松「え?はや。」
理佐「ほらほら。」
高松「う、うぐ・・・」
〜〜〜〜
30分後
高松「ヒック!」
理佐「え?もう酔ったの?」
高松「ま、まだぁでぇ〜す・・・」
上村「どS発動してるじゃん・・・」
ふわふわしているが、まだ意識はある。
これ以上飲むとやばい。
理佐「まぁ、私の出したお酒飲んだから、よしとしたあげよう。」
高松「あ、あざーす・・・ヒック!」
上村「お水飲む?」
高松「まだだーいじょーぶでーす。」
理佐「テンション高くなっているね。」
上村「やばそう・・・」
高松「ヒック!」
理佐「友香の動画見たけど、こんなに赤くなった?」
上村「ん〜、そうだったような、なかったような・・・」
ここでも俺が酔った時の話になった。
高松「それは、なんですか〜?」
上村「それは・・・」
理佐「莉菜、だめだよ。」
上村「あ、そうだった。」
ここでも止められているのか・・・
高松「なんでですか〜?」
理佐「飲まなくなるじゃん。」
高松「ん〜、そうだな〜。」
たぶん何言われても飲みに行かないだろうな。
理佐「それより、これ飲んで落ち着いて。」
水が入ったグラスを渡される。
高松「あざーす。」
グィっ!と飲む。
高松「あ?なんだこれ〜?」
ボゥ〜とする。
理佐「あ、一気飲みした。」
莉菜「それ、芋の水割りだよ?」
高松「な、何〜?」
数秒後、記憶を飛んだ。
ーーーー
次の日
高松「う、うぉ〜。」
毎度の如く、頭の痛さで起きる。
背中には、温かみと柔らかさがある。
もうわかる。
後ろを見ると・・・
理佐さんが抱きついている。
もうやだ・・・
理佐「ん、おはよう〜。」
高松「はざ〜す。もう3回目か。はぁ〜。」
もうやだ、飲みたくない。
理佐「飲まないって決めた?」
高松「はい。もう酒のい・・・」
理佐「別にいいじゃん。お酒の勢いで、ヤってもいいじゃん。友香も茜もそうだったんでしょ?」
高松「記憶がないからなんとも言えません。」
理佐「けど、私は良かったよ。」
高松「え?」
理佐「たぶん言われたこと守っていたから、優しくヤったよ。すんごく気持ちよかった。」
高松「いや〜、記憶ねぇーからな〜。」
理佐「けど、どうする?また勃ってるよ?」
高松「え?あ・・・」
ビンビンである。
理佐「歯磨いたら、ヤる?」
高松「・・・やります。」
速攻で歯を磨いてやりました。

満腹定食 ( 2022/01/26(水) 16:52 )