元不良見習いの奮闘記







































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第29章 何上戸?
酒を覚えれば
高松「処理するビールは、飲んでいいですか?」
植村「いいぞ。程よく飲めよ。」
高松「へい。」
俺は、あれからビールを飲むようになった。
高松「にっが。」
角田「かんぼう、無理するなよ・・・ぷっ!」
高松「ぶっ飛ばすぞ?」
酒を飲むたびに、ずっと角田に笑われている。
その時の記憶はないし、丸岡に聞いても全然教えてくれない。
角田は、ずっと馬鹿にしてくる。
そろそろ肩パンくらい入れてやろうかと思っている。
白村「かんぼうは、記憶を飛ばしたか〜。」
高松「え?白村は、飛ばしたことあるのか?」
白村「そうだな、飲み始めて半年くらいだな。その時は、暴れて周りに迷惑かけちまったけどな。」
高松「へぇ〜。」
白村を飲ましすぎると、説教されそうだから絶対飲みに行かない。」
白村「かんぼう、変なこと考えないか?」
高松「そ、そんなことないぞ!」
角田「酒飲んでも、記憶飛ばなくなることはないぞ。飛ぶやつは飛ぶからな。」
高松「マジかよ。」
角田「まぁ、飲み続けることで強くはなるからいいんだけどな。早く俺とハシゴ酒できるようになってくれよ〜。」
高松「うるせぇー、お前を潰してやるから待ってやがれ。」
絶対飲み続けて、角田を潰してやる。
ーーーー
数日後
秋元「とうとう酒を覚えたか。」
高松「そうっすね。けど、あんまりうまいとは感じれてないです。」
秋元先生が飲みにきた。
まぁ、いつものことだな。
秋元「私と飲むには、まだ早いだろうな。」
高松「でしょうね。」
秋元「それより大将は?」
高松「包丁が刃こぼれしたんで、刃物屋に行ってます。」
今日の営業中に、刃が欠けてしまった。
まぁ、長年使っているからそんなこともあるんだろうな。
それで、大将は店のことは俺に任せて、刃物屋に直行した。
大将が若い時からの付き合いらしく、無理を言って承諾してもらったらしい。
俺もある程度のことができるから、大将も任してくれたんだろうけどな。
秋元「飲むか?って言っても、お前は飲まないだろうな。」
高松「仕事中ですからね。それにまだ弱いですから仕事になりませんよ。」
秋元「早く飲みたいな。」
高松「それまで待っててください。はい、タコキムチです。」
秋元「ありがとう。それとトンテキを頼む。」
高松「はいはい。」
秋元「あと、聞いたが記憶を飛ばしたようだな。」
高松「そうなんですよ。1時間ちょっとで、記憶が無くなりました。他のやつに聞いても、教えてくれなくて・・・」
秋元「そんなにひどかったのか?」
高松「そうみたいです。すげぇ笑われます。」
秋元「そうなのかー。」
高松「らしいです。はい、トンテキ。」
秋元「ありがとう。」
〜〜〜〜
秋元side
Prrr
秋元「あ、今野か?坂道メンバーに伝えといてくれ。高松が酒を飲んだそうだ。あぁ、そうだ。」
今野に高松が、酒を飲んだことを伝えた。
さぁ、どうするんだろうな。

■筆者メッセージ
リクエスト募集しまーす。
高松と一緒に飲ませたいメンバーを送ってください。
満腹定食 ( 2022/01/23(日) 17:53 )