高松「これどうっすか・・・」
西野「そうやね。」
七瀬さんの部屋に来て、賀喜から貰った資料を見ている。
西野「あんな、寛太に言ってなかったけどな・・・」
高松「ん？」
西野「実はな、上層部に呼ばれて寛太と縁切ってくれって言われてん。」
高松「何？」
西野「けど、秋元先生が来て、止めてくれてん。」
高松「だけど、その場ではだろ？」
西野「そうやな・・・」
高松「まぁ、これは俺の推測はな。」
西野「うん。」
高松「前に言った地下格闘大会が、あっただろ？」
西野「え？まさか・・・」
高松「出入りしていた人間がいるかもしれないな。それか繋がっているかだな。」
西野「そんな・・・」
高松「直接聞くのが早いが、俺が言っても無駄になるだろうし、それに追加メンバーにも迷惑がかかるはずだ。」
西野「・・・」
高松「今は、相手の出方次第で行動するしかないかもな。」
西野「私、止めちゃうかも。」
高松「その時でいい。まぁ、向こうがどんなことしてくるかだ。それまでは、動かねぇーよ。」
西野「寛太も大人になったんやな。」
高松「前から大人じゃ、ボケが。」
西野「よう言うたな？前は、子供みたいに黙り込んでたくせに。」
高松「はぁ？そんなことしてねぇーよ。」
西野「自覚なしって、恥ずかしいわ〜。」
高松「だと、ごらぁ？」
西野「そんなことしたら、一緒に寝やんからな。」
高松「はぁ？別にいいし。星野さんのところに行くし。」
西野「みなみ、今仕事やから。」
高松「ぐぬぬ・・・」
西野「ふぅ、私の勝ちやな。さぁ、何してもらおうかな〜。」
勝てないらしい・・・
ーーーー
次の日
高松「・・・はぁ？」
理佐「だから、明日私たちのレッスン場に来てよ。」
高松「なぜ？」
守屋「会えないなら、もう会わせちゃえって話になったのよ。」
高松「はぁ〜、用事もないのにそんなことできるわけ・・・」
理佐「え？もう頼んであるよ？」
高松「・・・はぁ？」
守屋「お弁当人数分頼んであるから、よろしくね。」
高松「う、嘘だろ？大将？」
植村「入ってるぞ。明日頼むぞ。」
高松「ま、ま、マジか・・・」
強制的に欅坂のメンバーに会わせられるらしい。