西野「なぁ？」
高松「はい？」
西野「最近している時、胸ばっか触ってくるけどどうしたん？そんなに胸好きやったけ？」
高松「え？そうっすか？たぶん無意識っすよ。」
西野「ふ〜ん、ほんまに？」
高松「いや、本当っすよ。」
あの感触が忘れられなくて、たぶん無意識に触っているんだろう。
西野「それに最近、いくちゃん乗せたらしいやん。」
高松「そうっすよね。それで？」
西野「それ思い出しているんやろ？」
高松「そんなわけないでしょ。」
西野「怪しいわ〜。」
ーーーー
キキィ〜！
今日は、土曜日。
丸が1日入ってくれると聞いているので、1日バイクタクシーをすることになった。
それで、朝の9時前。
小坂「す、すいません！お願いします！」
高松「あいよ！早くヘルメット被れ！」
小坂「は、はい！」
小坂さんは、専属モデルの撮影前に通信制の学校の課題を出さなければならない。
他のメンバーはもう出しているが、小坂さんはまだ出せていない。
だから俺でバイクで走り、学校行ってから撮影場所に送っていく。
高松「しっかり掴まっていろよ！！」
小坂「はい！！」
ブロロ〜！！
小坂「きゃ！！」
〜〜〜〜
高松「ふぅ〜、さっむ。」
とりあえず学校に着き、小坂さんを待つ。
その間にコーヒーを入れ、身体を温める。
小坂「終わりました！！」
高松「お、それじゃ行くか。」
小坂「はい！」
高松「はい、これ。」
スポッと被る。
そのままバイクに跨る。
高松「うっし。」
ブーン！ブロロ〜！
〜〜〜〜
小坂さんを撮影場所に送った。
そのまま帰ろうとしたが・・・
Prrr
高松「はい、もしもし？」
『すいませ〜ん、うちの長濱が場所を勘違いして・・・』
高松「あぁ〜、わかりました。すぐ向かいます。」
『ありがとうございます！場所は・・・』
高松「あ〜、はいはい。」
近場だな。
よし、向かうか。
〜〜〜〜
ブ〜ン！キィ〜！
長濱「おぉ〜、待っとたたい！」
高松「馬鹿野郎だな。ほら、乗れよ。」
長濱「は〜い。」
高松「おい、わざと間違えたのか？」
長濱「それはなか！！」
いつも通りにヘルメットを被せ、跨らせる。
高松「たく、ほら行くぞ。」
長濱「レッツゴ〜！！」
ブロロ〜！！
長濱「は、はやか〜！！」
〜〜〜〜
長濱さんを送って、ガソリンを入れに行こうとすると・・・
Prrr
高松「はい、もしもし？」
『すいません、うちの齊藤京子が、体調を崩しまして、家まで送ってほしいんですけど、頼めますか？』
高松「あぁ〜、わかりました。すぐ向かいます。」
『ありがとうございます。』
こりゃ、早く行かないかんな。
〜〜〜〜
キキィー！
「あ、すいません。京子？いける？」
京子「は、はい。」
明らかに顔色が悪い。
本当に体調が悪いみたいだな。
俺がヘルメットを被せ、跨らせるのに補助する。
高松「じゃ、行きますね。」
「お願いします。」
高松「京子さん、俺の服を掴めますか？」
京子「う、うん。」
高松「よし、行くぞ。」
ブロロ〜！！
とりあえず、家まで送る。
しかし・・・
高松「あ、しまった。」
ガソリンが底をついている。まずい。
高松「あ、ラッキー。」
ガソスタが近くにあった。
値段なんて気にしていられない。
高松「京子さん、ごめんな。ガソリン入れるわ。」
京子「う、うん・・・」
ガソスタに入る。
セルフサービスだが、たまたまスタッフがいた。
高松「すいません。椅子用意できますか？彼女が体調悪くなって・・・」
「あ、わかりました。少々お待ちください。」
俺は、先にバイク降りて、ガソスタを入れる準備をする。
「こちらでいいですか？」
パイプ椅子を用意してくれた。
高松「はい、大丈夫です。」
俺は、京子さんを下ろして座らせる。
ガソリンを入れる間、少しそこで待ってもらう。
15分後〜
高松「よし、完了。京子さん、行きますよ。」
京子「ご、ごめん。む、無理・・・」
高松「じゃ、ちょっと失礼しますよ。」
俺は、京子さんを抱き上げて、バイクに跨らさる。
高松「よし、すぐ着きますから、待っててくださいね。」
京子「う、うん。」
エンジンをかけ、そのまま京子さんの家に向かう。
「あれって・・・高松君？」
その様子を見ていたメンバーがいたとは、高松は知らない。