元不良見習いの奮闘記







































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第20章 金を貯めるなら設定金額を決めとけ
金は貯まるが・・・
高松「よしよし・・・」
今通帳には、346000円入っている。
身体が保つ限り、できることをやっていたため1日4万入る日もあった。
角田「かんぼ〜!時間だぞ〜!」
高松「今行く〜。」
立ちあがろうとすると、身体が悲鳴をあげる。
高松「うぎっ!」
ハードな現場なため筋肉痛が取れない。
それに疲労も蓄積されてきているため、関節から変な音が出ている。
高松「あと少しだ・・・」
来週になれば、紺色屋の給料が入る。
それも合わせれば50万は超えると思う。
あと少しの辛抱だ・・・
〜〜〜〜
夜の営業
トントン、トントン
菅井「ねぇ、高松君。」
高松「はい、なんでしょうか?」
菅井「大丈夫?疲れていない?」
高松「え?大丈夫ですけど?」
菅井「あの、野菜が切れていませんよ。」
高松「え?あ、マジか。」
何もないところを切っていた。
高松「すいません。」
長濱「本当に大丈夫?最近、口数も少ないって聞いているよ?」
高松「大丈夫です。心配ありません。」
長濱「そ、それならいいけど、無理はしないでよね?」
高松「わかっていますよ。はい、鶏の煮込みです。」
長濱「ありがとう。」
俺は、身体に鞭を打って働いている。
無理は承知なのだが、俺には買わないといけないものがある。
バイクは後でもいいと思うが、もう一つ買わないといけない物がある。
そのためにまだ頑張るつもりだ。

満腹定食 ( 2021/12/08(水) 11:15 )