金は貯まるが・・・
高松「よしよし・・・」
今通帳には、346000円入っている。
身体が保つ限り、できることをやっていたため1日4万入る日もあった。
角田「かんぼ〜!時間だぞ〜!」
高松「今行く〜。」
立ちあがろうとすると、身体が悲鳴をあげる。
高松「うぎっ!」
ハードな現場なため筋肉痛が取れない。
それに疲労も蓄積されてきているため、関節から変な音が出ている。
高松「あと少しだ・・・」
来週になれば、紺色屋の給料が入る。
それも合わせれば50万は超えると思う。
あと少しの辛抱だ・・・
〜〜〜〜
夜の営業
トントン、トントン
菅井「ねぇ、高松君。」
高松「はい、なんでしょうか?」
菅井「大丈夫?疲れていない?」
高松「え?大丈夫ですけど?」
菅井「あの、野菜が切れていませんよ。」
高松「え?あ、マジか。」
何もないところを切っていた。
高松「すいません。」
長濱「本当に大丈夫?最近、口数も少ないって聞いているよ?」
高松「大丈夫です。心配ありません。」
長濱「そ、それならいいけど、無理はしないでよね?」
高松「わかっていますよ。はい、鶏の煮込みです。」
長濱「ありがとう。」
俺は、身体に鞭を打って働いている。
無理は承知なのだが、俺には買わないといけないものがある。
バイクは後でもいいと思うが、もう一つ買わないといけない物がある。
そのためにまだ頑張るつもりだ。