元不良見習いの奮闘記







































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第2章 喧嘩の理由
ダチ?と飯と時々音楽
学校ーー
高松「だるすぎ・・・」
丸岡「寛太君、元気出して。次昼休みだよ。」
高松「それでも、なんで古典があるんだよ。」
丸岡「文系なんだから、仕方ないよ。」
高松「あぁ〜、だるすぎ。」
また古典がある。
正直、昔の人間の文章を読み解くのは、意味不明だ。
丸岡「後ね、寛太君。」
高松「あ?」
丸岡「昼休みに屋上に行かない?」
高松「いいぞ。」
キーンコーン
丸岡「あ、先生来るよ。」
高松「うわ〜、だる。」
〜〜〜〜
昼休み
俺は、丸岡と屋上にいる。
丸岡「寛太君、今日の弁当も美味しそうだね。」
高松「そうやな。店の大将が作ってくれているからな。」
丸岡「だから、美味しそうなんだ!」
俺の弁当は、大将が作ってくれている。
今日は、おにぎり3個と唐揚げとマカロニサラダ、卵焼き、アスパラベーコンが入っている。
賄いもそうだが、いつも美味い。
高松「で、今日は何聞かしてくれるんだ?」
丸岡「これだよ!!これ!!」
高松「輪入道って、前も聞いたじゃねぇーか。」
丸岡「そうだけど、今日聞いて欲しいのは、これだよ!」
丸岡とつるんでから、H-POPを聞くようになった。
高松「お?なかなかいいな。この曲。」
丸岡「そうなんだよ!!ここの部分で声が低くなってね・・・」
丸岡は、中学の時にcreepy nutsを聞くようになってから、いろんなラッパーを聞くようになったって、言ってたな。
そこから、フリースタイルバトルって言うラッパー同士の即興バトルを見たりとラップ好きになっていたそうだ。
俺もバトルの動画を見るようになり、心が熱くなったりすることもある。
高松「丸は、バトルに出ないのか?」
丸岡「出たいけど、僕には無理だよ。高松君みたいに強くないし。」
高松「強くなくてもいいじゃねぇーか。バイトの動画見てる限りでは、自分自身の心の中を出しているように見えるぞ。」
丸岡「それって、輪入道の動画だけじゃないの?」
高松「なんでわかるんだよ。」
丸岡「だって、輪入道ってそう言うバトルスタイルだもん。」
丸岡に毒されたから、輪入道の動画をよく見るようになった。
見てて熱くなるからってのが理由だがな。
丸岡「高松君もバトルに出ようよ。」
高松「俺には、無理だな。頭の回転が良くないからな。」
丸岡「えぇ〜。」
高松「何言ってんだよ。学校内トップ5に入る賢さなのによく言うわ。」
丸岡は、とにかく賢い。
まぁ、学校のレベルだと思うが、全国模試でもいい成績を残している。
高松「で、大学はどうするんだ?」
丸岡「ん〜、やりたいことを優先するか学力を重視するかまだ迷ってる。」
高松「それだったら、やりたいことすればいいじゃねぇーか?」
丸岡「そうなんだけど・・・」
高松「あ?」
丸岡「社会に出るってなると・・・」
高松「気にするなよ。お前は、外面を気にしていたかもしれないが、社会ってそんなに気にするとは、思わないぞ?」
丸岡「そうなんか?」
高松「お前の真面目で、世の中捨てられた俺はどうするんだよ。」
丸岡「ん〜。」
高松「即答しやがれ。」
丸岡「だって〜。」
高松「この野郎〜。」
丸岡「わぁ〜!」
頭をめちゃくちゃ回す。
高松「あ、やべ。飯食わねぇーと。」
丸岡「あ、本当だ。」
気づけば授業が始まる15分前。
まだ食い始めて1割くらい。
やばい。
めっちゃがっつく。
丸岡「ゴホッ!」
丸岡が早食いが出来なかったため、現国の先生に怒られた。

■筆者メッセージ
コメントが来ていたので、答えて行きます。
その通りです笑
ちょっと変えようと思ったので、丸岡にしました。
リアルのやる気がないので、ここに逃げてきました笑
満腹定食 ( 2021/09/08(水) 19:31 )