元不良見習いの奮闘記







































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第14章 はっぴーはろうぃん
2度目
10月初め
Prrr
角田「はい!紺色屋です!え、あ!お世話になってます!!かんぼうですよね?いますよ。ちょっと待ってくださいね。かんぼう!!電話!!」
高松「俺に?誰だ?」
角田「秋元大先生。」
高松「へいへい。」
電話に出る。
高松「もしもし、高松です。」
秋元『久しぶりだな。』
高松「そうですね。で、ご用件は?」
秋元『今月末に欅坂とひらがなけやきの握手会がある。わかるよな?』
高松「剥がしだろ?」
秋元『そう言うことだ。』
高松「金は?」
秋元『時間を作って食べに行く時に。』
高松「わかりました。」
秋元『また近くになったら、連絡する。』
高松「失礼いたしま〜す。」
角田「何の電話だ?」
高松「今月末にある握手会の剥がしのバイトに来いってよ。」
角田「そういえば、日曜だったな。だからか。」
高松「だそうだ。」
角田「それよりハロウィンじゃん。何か言われてないのか?」
高松「いいや?それより仕事だろ?」
角田「そうだな。」
〜〜〜〜
夜の営業
志田「ねぇ、聞いた?」
高松「何がですか?」
理佐「握手会の件。」
高松「あぁ〜、聞いてますよ。」
志田「あ、OKしたんだ。」
高松「まぁ、金が入りますし、受けさしてもらいますよ。はい、筑前煮です。」
理佐「いただきまーす。美味し〜。」
志田「私の料理は?」
高松「待ってくださいよ。はい、豚の角煮と煮卵です。」
志田「いい匂〜い。」
高松「どうぞ。」
志田「ん、美味しい。」
あ、そういえば・・・
高松「それよりもなんで握手会の件が、あんたらのところに広まっているんだよ。」
理佐「え?乃木坂さんでもやったって聞いてるし、てちが直談判したって。」
高松「あの野郎・・・」
別にいいんだが、強引だな。
高松「はぁ〜、いいか。どちらかの剥がし担当になっても、無反応で行くからな?」
志田「えぇ〜。」
高松「俺みたいな一般人と交流があったら、やばいだろ?」
理佐「まぁ、確かに?」
高松「なんだ、聞き方は?」
まぁいいが、とりあえず金もらえればいいか。

満腹定食 ( 2021/11/05(金) 15:55 )