高松「とは、言ったものの・・・」
打開策がないまま、日々過ごしている。
今日は、また練習見学。
さぁ、どうするか。
ガチャッ！
高松「ちわ〜す。」
久美「また来たの？」
高松「また見学させてもらいますよ。」
久美「いいけど、何にもないよ？」
高松「いやいや、ありますよ。どうにかして見せますよ。」
〜〜〜〜
練習を見ながら、どうするか考える。
平手みたいに大人が嫌いってわけじゃないし、冷たいわけじゃない。
高松「・・・むっず。」
柿崎「何？」
高松「あ？別に？」
柿崎「友梨奈から何を聞いたの？」
高松「ん？何も？そんなに気になるのか？」
柿崎「うん。私達に何してくれるのかわからないけど、本当に何が目的なの？」
高松「あんたらが、前に進めるようにするために来た。」
柿崎「前向いているけど？」
高松「いや、まだだ。だから、俺がいるんだよ。」
柿崎「へぇ〜。」
高瀬「芽実、何してるん？」
柿崎「お話。まなふぃもする？」
高瀬「い、いや。いい。」
高松「しらねぇー男と話せるわけねぇーだろ。」
井口「芽実ちゃんが話せるなら、私もできるよね？！」
高松「お前は、うるさいからやだ。」
井口「なんでよ？！」
潮「眞緒ちゃん、どうしたの？」
井口「えぇ〜と、はねまつ君が話してくれない！！」
高松「俺の名前は、高松だ！」
影山「なになに？」
加藤「ばうちゃん？」
なぜか続々と俺の周りに集まってきた。
高松「なんで、集まってくるんだよ！」
柿崎「みんな、興味あるんだって。友梨奈を笑顔にさせたからって。」
高松「またお前か・・・」
柿崎「でも、私たちも元気にさせてくれるんだよね？」
高松「まぁ、うん。」
井口「じゃ、何してくれるの？」
高松「考えている最中だ。」
加藤「私達元気だよ？」
高松「自覚ないかもしれないが、そうではないんだよな。」
京子「どう言うこと？」
まぁ、なんとかしてみようか。