新人警察官は駆け上がる





































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第6章 クリスマス?正月?警察官には関係ありません
十津川さんの命令 その2
津田「ん〜!はぁ〜、疲れた。」
駒田「津田、まだ夜勤が始まったばっかりだぞ?」
津田「わかっています。けど何かと身体が重いです。」
最近になって身体が重く感じる。
それに思い当たる節が、見つからないのが怖い。
津田「一昨日も9時間くらい寝てたのになぁ・・・」
駒田「そんなに寝ていたら疲れなんて取れているはずだろ?」
津田「そうなんすよね。なんでやろ。」
駒田「まさか、飲み過ぎで物理的に重くなったとか?」
津田「それはないですね。一応酒飲む日以外は、食事に気をつけていますから。」
流石に飲みすぎると体重がやばいことになるので、それなりの体重管理はしている。
昨日も体重を測ったが、81.2キロだからまだ大丈夫だ。
駒田「まぁいい。先に仮眠とっておけ。俺は、まだ眠くないからな。」
津田「すいません。お先です。」
ーーーー
津田「ん〜!まだ重いわ。」
夜勤を終えて、めちゃくちゃ寝た。
たぶん10時間くらい。
だが、まだ身体が重い。
津田「腹減った。何か作ろう。」
炊事場に行く。
今日は、誰も来ないと連絡が入っているため、また優雅に1人時間を過ごうと思う。
津田「面倒だし、チキンライスでいいや。」
〜〜〜〜
津田「ごっそうさん。」
後片付けをして、またベットへ戻る。
寝転びながら携帯を見ると、十津川さんからメッセージが来ていた。
十津川[6時にあの店に来てくれ。]
津田「了解ですっと。」
まだ寝れそうなのでアラームをかけて寝る。
ここ最近の休みは、ずっと寝ている。
たぶんどこかの調子がおかしいのだろう。
〜〜〜〜
十津川「で、津田。最近はどうなんだ?」
津田「え、あ、普通ですよ。事件も事故も起きていませんし。」
ギリギリ遅刻しそうになったが、いつもの店で飲んでいる。
十津川「そうか、しかし、お前さんの顔に疲労が見えるぞ?」
津田「そんなわけないでしょ?今日もしっかり寝て、昼寝もしたんですから。」
十津川「逆に心配だな。津田、有給取ったのはいつだ?」
津田「えぇ〜と、刺された時なんで5.6ヶ月前ですね。」
十津川「あれは、仕方ないとして津田、命令だ。5日の休みを取れ。いいな?」
津田「待ってくださいよ。休みがなくても大丈夫ですよ。それにすぐ元気になりますし。」
十津川「お前さん、高校か大学みたいな考えをしているな。なおさら休みなさい。2月に入ったらすぐにな?いいな?」
津田「う、はい。」
十津川さんの威圧で有給を取るかになった。
5日間、何するか・・・。

満腹定食 ( 2021/06/02(水) 08:33 )