新人警察官は駆け上がる





































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第5章 夏にもいいが、この時期にもビール
たまには甘い物も
樋口さんとの飲みをしてから3日後
津田「酒が飲めねぇーから甘い物を作れって?」
矢久保「作ってよ〜!私たちまだ飲めないし〜!」
目の前にいる矢久保の他にもう2人いる。
乃木坂さんの番組に出た時にスイーツも作ったと言うことを見てここに来た。それに最近成人メンバーしか来てないから私たちもと言うことで来たらしい。
「矢久保〜、本当に作ってくれるの?」
矢久保「乃木中でも言ってたけどプリンとケーキ作ったって言ってたから本当だと思うよ!それにプリンは、本当に美味しかったよ!」
「プリン食べたいけど、時間かかるよね?」
矢久保「大丈夫!他に違う物を作ってくれるよ!」
津田「なんでお前が、自慢気に言うんだよ。」
軽く頭を叩く。
矢久保「いたっ!」
津田「そんな強くやってねぇーだろ。で、掛橋さんと佐藤さんだっけ?」
矢久保「璃果の他に佐藤ってつく先輩がいるから璃果って呼んであげてよ。」
津田「えぇ〜。考えとくわ。しかし、スイーツかよ。」
冷蔵庫を除くが卵もないし、アイスもない。
津田「はぁ〜、買いに行くしかないか。お前ら、金出せ。千円でいい。」
矢久保「まじ?やった!」
掛橋「何を作ってくれるの?」
津田「プリンとケーキ。まぁ楽しみにしてろ。」
璃果「???」
〜〜〜〜
スーパーに買い出しをしに行く。
晩飯とそれからお望みのケーキとプリンだ。
ケーキにはオレオクッキーとマシュマロ、生クリーム、クリームチーズ。
プリンには、スーパーカップ3種類(バニラ、抹茶、チョコ)、コーンスターチ、牛乳を使う。
前にYouTubeで見たものをそのまま再現する。
大学の時もこうやって再現して一人で食っていた。
晩飯は、鮭が安かったからホイル焼きにしようと思う。味つけは味噌バターだ。
あとは、ほうれん草のお浸しと大根と椎茸のすまし汁でいいか。
買い物を済ませ、部屋に戻る。
3人は、リビングでテレビを見ている。
津田「おい、矢久保。お前は手伝え。」
矢久保「えぇ〜!」
津田「張本人だろうが。ほら、先にスイーツ作るぞ。」
矢久保「や、やる!」
掛橋「さやもやりたい!」
璃果「私も!」
津田「それじゃ、掛橋さんはチーズ液を作ってもらうわ。で、璃果さんはクッキー潰して。矢久保、お前は俺と一緒に火を使うぞ。」
矢久保「は〜い。」
津田「よし!やるか!」
〜〜〜〜
津田「あとは冷蔵庫で固めてっと。ほら、洗い物するぞ。」
「「「はーい!」」」
洗い物をして、晩飯を作る。
時間的にも18時前だ。
津田「まずは、ビールを・・・」
掛橋「飲みながらやるの?」
津田「それが俺の楽しみやわ。一杯くらいなら酔わねぇーよ。見てな?」
慣れた手つきで晩飯の準備をする。
璃果「わぁ〜、すご〜い!」
津田「米は、早炊きでいいか。あとは、ホイル焼きが焼けたら完成だな。」
20分ちょっとで全ての工程を終える。
矢久保「お店の人みたい!」
津田「全然だわ。もっと早いところは早いわ。茶碗と箸とコップを用意しろ。」
〜〜〜〜
「「「ごちそうさまでした!」」」
津田「ほら、炊事場に持って行け。ケーキとプリン出すぞ。」
矢久保「わくわく!」
ケーキとプリンを出す。
プリンは爪楊枝を使ってアイスのカップから出す。
津田「はいっと、好きな味を決めろ。その間にケーキ切るわ。」
食べ切れないと思い、ケーキをまず半分に切り、さらに半分にして4分の1をまず3人に渡す。
掛橋「あれ?津田さんは?」
津田「俺にはこれがある。」
グラスに入ったビールを見せる。
ペールエールがうまいんじゃ。
璃果「何もないのに飲めるの?」
津田「いや、そろそろ実家から送られた少し辛いおかきを出すわ。ほら、先に食え。」
矢久保「それじゃ、いただきまーす!ん!!うまい!!」
矢久保はスーパーカップの抹茶プリンを食べる。久々に目の開いた笑顔を見た。
掛橋「う〜ん!美味しい!!」
璃果「チョコもほろ苦いけど美味しいです!」
津田「そうかそうか。しっかり食べろよ。」
ケーキも相当うまいのか、笑顔で食べ続けている。
いや〜、笑顔がつまみになるはいいことだな。
「「「おかわり!!」」」
津田「はやっ?!」

■筆者メッセージ
拍手でメッセージ送ってくださったお二方ありがとうございます。
これは、あくまでも自分のイメージです(笑)
樋口日奈は、おじいちゃんがバーをやっていると言うことなので、こんな感じで飲んでいるのではないかと言うイメージです。
初めに出した4人も、あんな感じで飲んでいるイメージで書きました。
もう一回言いますよ?イメージです。
満腹定食 ( 2021/05/29(土) 20:27 )