カシャッ！カシャッ！
「ちま〜！もう少し・・・そうそう！」
津田「・・・ふぁ〜、ねむっ。」
俺は、樋口さんの発売される写真集の付き添いをしている。
なぜ、俺か・・・
ーーーー
2週間前
「お〜い！津田〜！」
津田「ん？なんすか？」
俺は、デスクワーク中に部長に呼び出された。
部長「お前、有給は？」
津田「・・・あ。」
そうだ、有給取ってなかったわ。
部長「はぁ〜、何やってんだよ〜。」
津田「すんません。」
部長「秋元さんから連絡来てたから、お前2週間後に沖縄な。」
津田「・・・へぇ？！」
部長「あ？」
津田「え、ちょっと待ってくださいよ！なんで、沖縄に？！！」
部長「え？ひなちまが、写真集を発売するからそれに同行だ。いいな？秋元先生からの命令だからな？」
津田「う、嘘だろ・・・」
部長「仕事は、小沼や他の連中にしてもらうから、安心しな。」
津田「うぅ、はい・・・」
ーーーー
と、言った感じで、同行している。
はぁ〜、けど・・・
津田「沖縄なんて、初めてだな。」
旅行なんていつぶりだろうか。
長期期間の旅行なんて、初めだ。
旅行は、騙されて？聖来と泊まった時くらいしかしてないな。
樋口「わぁっ！」
津田「ぬぉ？！！」
樋口「どう？びっくりした？」
津田「当たり前だろ。」
樋口「どう？見てた？」
津田「見てた。」
樋口「本当？」
津田「ほんま、綺麗だな。」
樋口「えぇ〜、軽い〜。」
津田「るせぇーな。次に行くんだろ。」
樋口「うん！ほら、行こ！」
津田「はいはい。」
〜〜〜〜
橋本『ねぇ？楽しい？』
津田「そうだな。楽しいで。」
橋本『ひなちまは？』
津田「楽しんでるぞ。それよりお土産は、紅芋タルトでいいよな？」
橋本『ん〜、任せる。』
津田「へいへい。」
夜になり、ホテルで奈々未さんと電話をしていた。
色んな場所に行って写真撮影をしていた。
なかなか見れない光景だったら、楽しかった。
こんなことをしていたのかって・・・
コン！コン！コン！
津田「ん？誰だ？」
扉を開ける。
樋口「じゃ〜ん！」
津田「お、お？どうした？樋口さん。」
バスローブ姿の樋口さんがいた。
樋口「どう？」
手には、オリオンビールを二本持っていた。
津田「あぁ〜、俺も買ってましたよ。」
樋口「じゃ、飲も！」
津田「はいはい。」
〜〜〜〜
樋口「ん〜！美味しい！！」
津田「これは、うますぎるわ。」
俺と樋口さんは、オリオンビールを5本開けている。
なかなか楽しい話が続いている。
樋口「ちょっとトイレに・・・おっと。」
津田「あぶねぇーよ。」
樋口さんは、少しふらついていたから支える。
樋口「・・・」
津田「ん？どうした？」
樋口「ごめんね。津田君。」
津田「おっと！」
樋口さんは、俺に全体重を乗せてベットに倒す。
津田「どうしたんすか？」
樋口「今回の旅で、津田君を独り占めできると思って・・・」
津田「そうっすか。俺は、どうすればいいっすか？」
樋口「わかっているでしょ？」
樋口さんは、バスローブを脱ぐ。
ボディーラインが綺麗で、胸もいい形をしている。
津田「やっぱ、綺麗やな。」
樋口「ありがとう。キスしてもいい？」
津田「どうぞ。」
俺と樋口さんは、熱いキスをする。
身体も熱くなる。
樋口「んっ。」
俺は、自然と樋口さんの胸を触る。
揉み応えがある。
樋口「ぷはっ。この撮影で大きくなるかも。」
津田「それは、それでいいでしょ。もっと熱くなりますか？」
樋口「うん。あとね、お願いがあるの。」
津田「なんすか？」
樋口「これから、日奈って呼んでほしいの。」
津田「いいっすよ。ほら、続きをしましょうか。」
樋口「うん、よろしく。」
とても濃厚で熱い夜を過ごした。
写真撮影中の期間は、ずっと俺と樋口は熱い性交をした。
ーーーー
数日後
津田「ただいま。はい、これ。」
橋本「おかえり。紅芋・・・では、ないのね。お、ちんすこう。」
津田「まぁ、ベタが1番だろ。」
橋本「ん？」
奈々未さんは、俺に近づいて臭いを嗅いでいる。
津田「どうしたんすか？」
橋本「ちまとヤッたね。」
津田「まぁ、そうっすね。」
橋本「どうだったの？」
津田「すげぇ、よかったですよ。まぁ、奈々未さんには敵わないっすけどな。」
橋本「へぇ〜。」
めちゃくちゃ目を細めている。
津田「なんすか？」
橋本「ちまの何がよかったの？」
津田「ん〜、胸ですね。あの柔らかい胸とボディーライン。それと感じやすい・・・あ。」
橋本「今日、鰻とニンニク買ってあるから、わかっているよな？」
津田「う、うっす。」
その夜は、干からびました。