新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その3 やっぱ、津田だよな
噂をするとなんとやら
津田「あぁ〜、暇。」
小沼「おっさん、黄昏れるなよ。」
津田「やることないんだから、いいだろ。」
小沼「はぁ?仕事は?」
津田「ついさっき終わった。」
小沼「早すぎるだろ!」
「そこ!!うるさいぞ!!」
津田「静かにしろよ。」
小沼「あんたのせいだろうが・・・」
ライブ2日目
なんの問題もなく進んでいる。
津田「はぁ〜、黒田が持ってきたやつは、使わなくていいのかよ〜。」
小沼「何、残念がっているんだよ。」
津田「え?全然だが?」
小沼「それよりも警備部と一緒に行かなくてよかったのか?」
今日は、坂道警備部が警備の担当になっている。
北村さんが指揮を取って、何が起きてもいいようにしている。
津田「ん〜、まぁこれが仕事だからな。警備は、北村さん達に任せとけ。」
小沼「あんたは、それでいいのか?」
津田「いいって言ってるだろ。」
俺も警備部の担当になると思っていたが、まさかのマネージャー部に配属になった。
まぁ、秋元先生から言われたから何も言えない。
早川「津田さ〜ん!!」
津田「どわぁ?!」
背中に飛びつかれる。
津田「あぶねぇーだろうが!!」
早川「だって〜、最近構ってくれやんやん?」
津田「忙しいからな!それより離れろ!!」
早川「嫌や!」
清宮「聖来だけずるい!!私も!!」
遠藤「レイちゃん?!」
賀喜「やめなって!!」
掛橋「じゃ、終わってから津田さんに抱きつこう。」
津田「それもやめろ!!」
しっちゃかめっちゃかになる。
これが乃木坂だ。
小沼「・・・」
津田「小沼!助けろ!!」
小沼「無理っす。頑張ってください。」
津田「お前!!」
真夏「みんな!始まるよ!!やめなさい!!」
「「「はぁ〜い。」」」
真夏さんが呼んでくれたので、離れていった。
津田「はぁ〜、疲れた・・・」
真夏「ごめんね、津田君。」
津田「いえいえ。あざとさMAXで言ってください。」
真夏「えぇ〜、恥ずかしい〜。」
津田「・・・」
真夏「ちょっと?!」
津田「ほらほら。」
真夏さんを送る。
小沼「本当に仲良いっすね。」
津田「まぁ、切っても切れない縁だろうな。」
〜〜〜〜
乃木坂のライブが終わるまであと10分
津田「何にもないな。小沼、用意しろ。」
小沼「はいっと。」
帰る準備に入ろうとすると・・・
ドカーン!!
小沼「どわぁ?!」
津田「マジか。小沼、北村さんに連絡しろ。」
小沼「は、はい!」
Prrr ブツっ!
小沼「え?!け、圏外です!!」
津田「はぁ?!まさか!!」
俺の携帯も圏外だ。
津田「電波ジャックか。小沼!お前は、乃木坂メンバーの避難誘導だ!俺は、北村さんのところに行く!!」
小沼「ち、ちょっと!!」
まさかの事態が起こってしまった。
とりあえず、北村さんのところへ行かないと!

満腹定食 ( 2021/09/28(火) 20:04 )