新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その3 やっぱ、津田だよな
空回りの若造
小沼side
小沼「今日から少しの間、マネージャーとしてつかせてもらます!小沼泰輝です!よろしくお願いします!!」
今日から俺は、マネージャーとして働く。
あのおっさんより、成績出してやるぞ。
それで、今は乃木坂工事中の収録現場に来ている。
真夏「あ、よろしくね。」
新内「よろしく〜。」
え?軽っ。
なめられているのか?
あと、俺に対する目が冷たい。
〜〜〜〜
津田「あぁ〜、暇だ。」
急遽休みになったから、暇だ。
朝早くから橋本さんを駅まで送り、そのあとすることがない。
津田「ゴム買いに行くか。」
そういえば、ストックが少なくなってたから、買いに行くか。
Prrr
津田「ん?お?はい、もしもし?うわ、情報早いっすね。え?今からっすか?わかりました。向かいますね。」
〜〜〜〜
小沼side
梅澤「えっと、津・・・あ、小沼さん。」
小沼「はい!」
梅澤「私の次のスケジュールって分かります?」
小沼「えっと、この後、新内眞衣とラジオです。明日は、昼からモデルの撮影です。」
梅澤「わかりました。ありがとうございます。」
生田「つ、小沼さん。」
小沼「はい!」
生田「えっと、明日の送迎って誰になるか分かります?」
小沼「あ、えっと。たぶん、自分になると思います。」
生田「そ、わかった。」
おいおい、なんであのおっさんが人気なんだよ。
全員俺に素っ気ないし。
俺、何かしたか?
〜〜〜〜
津田「で、呼び出したのはここで、麻雀ではなく・・・」
白石「カフェ目的だよ〜。いや〜、フレンチトーストが食べたくてさぁ〜。」
津田「確かに、うまそうでしたからね。」
中田「お待たせしました〜!」
白石「来た〜!いただきます!」
無邪気にはしゃぐ白石さん。
中田「津田君もね。」
津田「あざっす。」
一口食べると、程よい甘味を感じれる。
津田「ん〜、めぇ〜。」
中田「よかった〜。期間限定で食べに来てる人いるからあれだったけど、津田君が美味しいって言ってくれるのは、安心するね。」
白石「けど、津田君って出されたものずっと美味しいって言ってない?」
津田「それは、気のせいですよ。」
白石さんに呼び出されて、中田さんの店に来ている。
なんでもフレンチトーストが食べたかったらしい。
俺呼ばなくてもいいだろ。
白石「ねぇ、それよりも仕事変わったの?」
津田「そうですね。うるさい若造が、噛み付いてきたので、変わりました。まぁ、秋元先生からの言われたんで、何も言えません。」
中田「秋元先生に言われちゃったら、何も言えないよね〜。私たちもそうだったし。」
白石「そっか〜。で、明日からの仕事は?」
津田「何も聞かされてませんね。何するのか、どこの部署に行くのかも知りません。」
白石「だったら、私の専属マネージャーになってよ〜。」
津田「いやいや、ちゃんとしたマネージャーがいますやん。それも俺の大先輩やし。」
関西弁のマネージャーが、白石さんについている以上、その人が休みを取らない限り、白石さんにつけない。
白石「私から言っとくからさぁ〜。」
津田「いやいや、無理ですって。」
中田「だったら、私のお店で働けば?」
津田「人手足りてるでしょ?」
中田「そうだけど、短期で2週間くらいでもいいよ?」
津田「まぁ、今野さん次第ですよ。」
フレンチトーストを食べながら、まったりする。
その時は、その時だな。
Prrr
津田「あ、失礼。」
今野さんからだ。
津田「はい、お疲れ様です。え?あ、はい。待ってますよ?はい、ぇ、あ?マジっすか?いつまで?ま、マジか?!ちょ、ま・・でおい!あ!切られた。」
白石「誰から?」
津田「今野さんです。仕事決まりました。」
中田「何するの?」
津田「それは・・・」
2人とも驚いていた。
まさか、念のために取っておいたものが役に立つとは・・・

満腹定食 ( 2021/09/24(金) 10:10 )