新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その2 パラレルワールド
山崎天の場合
津田「はい、誕生日おめでとう〜。」
天「気持ち入ってない。」
津田「こういうのは、あんまり好きじゃないんやわ。で、はいこれ。」
昔からサプライズが好きじゃない。
見てて冷めてしまう。
それに喜んでもらうのはいいが、失敗した時のデメリットが多いと思うから俺は、比較的やらん。
天「まぁ、津田さんだから。仕方ないか。」
津田「すまんな。でも、うまいものは用意したぞ。ほら。」
天「わぁ〜!牛タンだ!!」
さとふるで買った訳あり牛タン。
1.3キロで15000円。
頑張った。
津田「酒は?」
天「飲みたい!」
津田「何がいい?」
天「ん〜、何がいい?」
津田「甘いのから始めようか。」
天「じゃ、お願い。」
津田「はいはい。」
今回は、久々にご登場。
リスイエロー。
甘いしさっぱりしているから、牛タンには最適だろ。
これを炭酸で割る。
津田「はい、リスイエローサワー。」
天「いただきまーす!あ、甘いし酸味もある!」
津田「やろ?それからスタートやな。はい。」
天「ん〜!美味しい!!」
レモンとネギ塩も用意してある。
家焼肉最高。
天「ねぇ。」
津田「ん?」
天「私って変わった?」
津田「変わった。」
天「どういう風に?」
津田「どういう・・・大人になったってことだな。」
天「本当?」
津田「あぁ、色んな経験してるだろ?」
バラエティーにドラマ、モデルと色んなメディアに出ている。
普通の女の子だったら、経験できないことをしているからより成長したと思う。
天「前の私と今の私、どっちがいい?」
津田「そりゃ、今だろ。」
天「今もかわいい?」
津田「当たり前。前より可愛いぞ。」
天「じゃ〜。」
津田「ん?」
天「私も寝て欲しいなぁ〜。」
津田「ぐふぅ!ゴホッ!」
天「だ、大丈夫?!」
レモンサワーを飲み、牛タンを流し込む。
津田「はぁ?ほんまに言ってんのかよ!」
天「じゃ、私はまだ子供なの?」
津田「い、いや。それは・・・」
天「できないの?」
たぶんこれは、酔ってるな。
津田「水飲む?」
天「答えてから飲む。」
確定。酔ってるわ。
津田「はぁ〜、寝るよ。」
天「やった!!」
ーーーー
天「ふふん、ふ〜ん。」
菅井「お天、ご機嫌だね。」
天「そうですか?」
茜「何かあったの?」
天「何もありませんよ。ふふん。」
森田「あ、もしかして。」
理佐「るんちゃん、何か知ってるの?」
森田「昨日、津田さんのところに行くって・・・」
「「「・・・あっ。」」」
天「またしてくれるかな〜。」

満腹定食 ( 2021/09/27(月) 21:18 )