新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その2 パラレルワールド
梅澤美波の場合
津田「どうしたんすか?」
梅澤「このままにさせて。」
疲れている梅澤さん。
3期生の中でしっかりした部類に入っているため、メンバーの面倒を見ていることが多い。
見なくてもいいところまで見ているんだろ、今日は余程疲れている。
津田「吉田さんじゃなくていいんすか?」
梅澤「津田君の方がいい。」
津田「さいですか。」
梅澤「うん。」
3期生を見れば、まとめ役が務まる人間は、梅澤以外考えれない。
山下さん・・・う〜ん、久保さん・・・役不足・・・、ってなると梅澤さんしかいないのだ。
それに、外で甘えてたらってのも、梅澤さんの中であるんだろう。
津田「よしよし、強い人ですね。」
梅澤「バカにしてます?」
津田「全然。あの中でまとめれるのは、梅澤さんだけですから。」
梅澤「私も、甘えれる女の子になればよかったな〜。」
津田「いや〜、別にそんなことないですよ。俺は、今の梅澤さんもそうやし、しっかりしている梅澤さんも好きですよ。」
梅澤「本当?」
津田「はい。当然でしょ。必死な人間を嘲笑う奴は、クソ野郎ですよ。」
梅澤「やっぱり、津田君が好き。」
津田「はいはい。」
梅澤さんの頭を撫でる。
梅澤「あぁ〜、疲れたが取れる気がする〜。」
津田「うそつけ。それより、飯どうします?」
梅澤「あれがいいです。高島とんちゃん。」
津田「いいっすよ。」
準備に取り掛かる。
梅澤「あ、まだ待って。」
津田「はい?」
後ろから抱きつかれる。
ほぼ身長が一緒なので、首に息がかかる。
津田「くすぐったい。」
梅澤「まだ補給が・・・」
津田「じゃ、寝ます?」
梅澤「いいんですか?」
津田「どうぞ。」
飯を食うのも忘れてめちゃくちゃやった。

満腹定食 ( 2021/09/21(火) 15:35 )