新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その2 パラレルワールド
金村美玖の場合
今日は休みになり、俺はあるところへ車を走らせている。
助手席には、人を乗せている。
「やっと食べに行けますね!」
津田「そうだな。色々忙しかったからな。」
ライブをこないだまでやっていたので、やっとの休息。
日向坂についてた俺は、ずっとツアーに付き添っていた。
津田「で、そこの寿司屋はどこなんだ?」
「あと10分くらいで着きますよ!老舗のお寿司屋さんってネットで書いてありました!」
津田「へいへい。落ち着け。金村さん。」
金村「だって!この日のためにず〜と我慢してたんですよ?!」
津田「嘘つけ。我慢出来てなかっただろ。」
金村「え?!お寿司は我慢してましたよ!」
津田「じゃなくて、ツアー中ずっと俺の部屋に来てズッコンバッコンやりまくりだったじゃねぇーか。」
金村「あ・・・」
そう、ツアー中ずっとテンションがおかしくなってたのか俺の部屋に来て、そのままの勢いでヤリまくっていたい。
津田「そのおかげで、小坂さんや久美さんに睨まれぱっなしだったわ。」
金村「・・・」
金村さんは思い出したのか、顔を真っ赤にしている。
そして、小坂さんや久美さんにめちゃくちゃ睨まれた。
新幹線や飛行機に乗る前に・・・
小坂(帰ったら、わかってるやんな?)
久美(この日、お休みだから開けといてね?)
と言われて、言われるがままだった。
金村「だ、だって!しょうがないじゃないですか!!」
津田「何処かだよ。まぁ、いいわ。ほら、着いたぞ。」
金村さんが、選んだ寿司屋に着いた。
車を停めて、降りる。
金村「・・・つ、津田さん!」
津田「あ?」
金村「あ、あの時のこと覚えてますか?!」
津田「いつだよ。」
金村「津田さんと一緒に過ごした最後の日です!」
津田「あぁ〜、あったな。」
金村「こ、これから!いや、卒業しても私と一緒に居てくれますか?!」
津田「当たり前だろ。俺が、あんたを選んだんだからよ。」
金村さんは、トマトみたいに顔を赤くした。
津田「そんなことは、後だわ。ほら、行くぞ。」
金村「ま、待ってくださいよ!!」
この後、高いネタを食べられて財布がパンクしそうになったのは、言うまでもない。

■筆者メッセージ
入れ替え作業が面倒くさいのでこのまま投稿します。
金村が言ったことは、第22章の04推ししかない!に載ってます。
満腹定食 ( 2021/09/17(金) 12:52 )