新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その2 パラレルワールド
遠藤さくらの場合
津田「あぁ〜、飲んだ飲んだ〜。」
北村さん達と飲んだ。
杉山と平松も坂道本社に来たのがびっくりだったがな。
2人とも左遷部署に異動でそこから離れられないと十津川さんに言われたそうだ。
杉山(だったら、津田と働いてた方が数倍楽しいにきまっている。)
平松(だから、十津川さんに言って警察を辞めてきた。これからもよろしくな。)
嬉しいような悲しいような・・・
「おかえりなさい。」
津田「あれ、来てたのかよ。」
「はい、それよりお酒臭いですよ。飲み過ぎです。」
津田「いいんだよ。明日休みやからこれから飲ませてくれよ〜。」
「ダメです!津田さんも若くないんですよ!」
津田「はいはい、気をつけますよ。さくらさん。」
遠藤「もう〜、本当ですか?」
津田「ほんま。水飲んでくるわ〜。」
遠藤「お酒は、ダメですよ?」
津田「はいはい〜。」
こっちに帰ってきた時にさくらさんを選んだ。
橋本さんからは
橋本(どうして?)
津田(橋本さんも好きやで。けど、飯作ったり、食ってたりするとさくらさんの顔が浮かび上がってくるんや。そりゃ、さくらさんを選ばんなあかんやろって。)
橋本(そう。残念だわ。)
津田(すいません。)
橋本(謝らなくていいのよ。目が物語っているからね。)
津田(え?目?)
橋本(うん。貴方は、どんな時も目が物語っていたもの。辛い時や悲しい時、必死になった時・・・どんな時も目が物語っていたもの。)
津田(そ、そうなんすね。)
橋本(けど、私も愛してよね?)
津田(そりゃ、もちろんですよ。)
橋本(貴方らしい。けど)
津田(けど?)
橋本(隙あれば奪ってあげるって、さくらに言っておいてね。まだ諦めてないから。)
津田(本人が1番わかっていると思いますよ。)
橋本(はぁ〜、これだから貴方は・・・)
津田(???)
こんな感じで、絶賛橋本さんに狙われている。
まぁ、白石さんや西野さんも会った時に目をたぎらせていた。
怖い・・・
遠藤「あの〜、津田さん?」
津田「ん?」
遠藤「こ、これは?」
俺は、遠藤さんの膝枕の上で寝転んでいる。
津田「いや〜、さくらさんの膝枕気持ちいいなぁ〜って。」
遠藤「もう〜、酔っ払い過ぎですよ。」
津田「酔わせてくれよ〜。」
遠藤「ダメです!」
津田「えぇ〜、しゃ〜なしさくらさんが可愛くお願いしたら辞めてあげる〜。」
遠藤「うわ〜、えぇ〜。」
津田「じゃ〜、飲むわ〜。」
遠藤「わ、わかりました!」
津田「お?」
遠藤「ふぅ〜、すぅ〜。」
覚悟を決めたさくらさん。
遠藤「津田さん、お酒飲み過ぎたらダ〜メ。」
めちゃくちゃキュンキュンした。
津田「お酒やめちゃう〜。かわいい〜!!」
遠藤「え、ちょ!津田さん?!」
めちゃくちゃ抱きしめる。
やっぱ女神だわ。
その後は、言うまでもなく激しくしました。

満腹定食 ( 2021/09/05(日) 16:26 )