新人警察官は駆け上がる





































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番外編 戻ったら戻ったできつい
半同棲 その1
津田「ただいま〜。」
朝早くから、さくらさんと一緒に行動して、そのあと乃木坂工事中の収録。
バナナマンさんに久々に会い、めちゃくちゃ心配された。
まぁ、なんとかやれていることを話して、納得してもらった。
明日は、休みをもらっているがどうしようか。
橋本「おかえり。」
津田「いたんすか・・・」
橋本「何よ。」
津田「今日は、ゆっくり寝たい。」
飯作ってくれているのはありがたいが、めちゃくちゃ疲れている。
橋本「しょうがないわね。先にお風呂に行きなさい。そこからよ。」
津田「へい。」
〜〜〜〜
津田「ごっそうさん。」
橋本「その割には、食欲はあるのね。」
津田「食べなきゃやってられんすよ。」
橋本「まぁ、その前に貴方、最後に休みもらったのいつよ。」
津田「えぇ〜っと、いつだっけ?」
橋本「え?本当に言ってる?」
津田「たぶん1週間より前まで取ってないかもしれないですね。」
たぶん吉田さんと寝た時だから、本当に1週間ちょっと取ってない。
橋本「はぁ〜、別にあの子達のために血眼になって働くのもいいけど、会社に迷惑かかるのよ。」
津田「す、すいません。」
橋本「自分の身体を労りなさいよ。それでボロボロになっているんでしょ?」
津田「・・・す、すいません。」
橋本さんが部屋に来るとこうやって、俺の勤務スタイルを注意する。
まぁ、程よく休まない俺が悪いんだが。
橋本「ほら、寝るよ。」
津田「おやすみなさい。」
自分の部屋に行く。
橋本「何やっているよ。こっちよ。」
津田「えぇ〜。」
今借りている平家は、部屋が4つある。
1つは俺の部屋で、1つは洗濯物を干す部屋。後は、坂道が泊まりに来た時に使う部屋。
最後は、橋本さんの部屋。
ほぼ、こっちで寝ている。
津田「あの、マンション借りてませんでしたっけ?」
橋本「えぇ。6月までは、そっちよ。けど、もう荷物はこっちに徐々に送っているから安心して。」
津田「住む気満々やないか。坂道メンバーが泊まりに来るんだぞ?いいんすか?」
橋本「いいの。貴方は、私に惚れているからね。」
津田「さくらさんや小坂さんに行きますわ。」
橋本「へぇ・・・」
津田「じ、冗談っすよ・・・それと。」
橋本「それは、いいよ。」
津田「え?」
橋本「貴方は、断れない性格だから。それにみんなを平等に愛してあげようって、それを尊重しようって思ってね。」
津田「はぁ〜、バレてますか〜。」
橋本「バレバレよ。ほら、寝るよ。」
津田「はい。」
そのまま橋本さんの部屋に行き、一緒にベットに入る。
俺は、無意識に橋本さんに抱きつき、眠りにつく。
橋本「たく、こう言うところでは、甘えん坊なんだから。」
橋本さんもそっと抱きつき、眠りにつく。
次の日の朝は、疲れが取れていた。
やっぱり、この人には敵わんわ。

満腹定食 ( 2021/08/28(土) 21:11 )