新人警察官は駆け上がる





































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第32章 感情を力に変えろ
始まる悲劇
坂道side
ライブが始まり、見に来た人たちは坂道メンバーに魅了されている。
飛鳥「お前ら〜!!まだまだやれるか〜!!」
乃木坂は、華麗さが広がるダンスや歌を披露している。
茜「盛り上がっていけるか〜!!」
櫻坂は、力強く何かを訴えかけようとしている。
久美「とぉ〜べぇ〜!!!」
日向坂は、見てる人たちを笑顔にしている。
それぞれに個性があり、いいライブになっている。
ライブが終わり、トークイベントの準備に入っている。
待っている観客は、期待に満ち溢れていた。
ガッシャン!ガチャガチャ!バーン!
何かが暴れる音がする。
「おい!あれ、なんだよ!!」
1人が、指さす方に異様なトレーラーがいた。
迷彩の色が施されて、前方にはシャベルとフォークグラップルがついている。
後方にも、前方より小さいがフォークグラップルがついている。
「え?なんで、暴れているのか?」
「けど、何か違うぞ?」
バチバチ!!ガッシャン!
観客の言う通り、ずっと暴れている。
「こっちに来ているぞ!」
「に、逃げろ!!」
真夏「ど、どした・・・え?!何あれ?!」
菅井「こっちに来てますよ!!」
久美「みんな!逃げるよ!!」
逃げ出す坂道メンバー。
しかし・・・
清宮「わぁ!!」
真夏「レイちゃん!」
清宮「あぁ・・・」
トレーラーが近づいてくる。
「待ちなさい!!」
飛鳥「な、ななみん!」
橋本「止まりなさい!!」
清宮の前に立つ橋本さん。
トレーラーは、停まる。
〜〜〜〜
Prrr
川辺「はい、こちら・・・え?!はい、はい!わかりました!!すぐ向かわせます!!津田君!杉山君!平松君!至急向かって欲しい場所があります!」
川辺さんの焦り具合でとんでもないことが起きていると思う。
杉山「どうしたんすか?」
川辺「日向坂区で行われているイベントに巨大ロボットが暴れていると!!」
平松「はぁ?!」
津田「とにかく!すぐに向かうぞ!!」
パトカーに乗り、現場に向かう。
杉山「ロボットが暴れたのか?」
平松「その可能性もあるが、暴れさしたのかのどっちかだろう。」
津田「現場を見ないとわからないし、推測はそれまでにしとけ。」
〜〜〜〜
平松「うわ、なんだこれ。」
現場に到着すると、俺たちの他に警察官がいた。
現場は、今日展示されていたであろうロボットが無残な姿になっている。
津田「あ、真夏さん!」
真夏さんを見つけて、駆け寄る。
真夏「津田君・・・」
津田「どうしたんですか?それにこの現象を見てもひどすぎる。」
真夏「私たちにもわからないの。いきなり、迷彩の色をした巨大トレーラーみたいなのが暴れて、それで・・・」
津田「それって、今回のイベントで披露されるロボットですか?」
真夏「ううん、見てないロボットだったよ。それで、ななみんが・・・」
津田「橋本さんが、どうしたんですか?」
真夏「連れ攫われた・・・」
津田「なんだって?!!どこに!!」
肩を強く持ち、揺さぶる。
真夏「そ、それ・・・」
杉山「津田、落ち着け。今は、聞き込みだろ。」
津田「あ、す、すいません。でも、運転していた人物は?」
真夏「40代後半で、白衣着てたよ。」
津田「研究者になるのか・・・」
「す、すいません!!」
白衣を来た若い男性が、現れる。
杉山「あんたは?」
「はい!黒田正樹と申します!あのトレーラー、イビルインストーラー開発に協力した者です・・・」
津田「イビル・・・なんだ?そのロボットは?」
黒田「はい、説明させてもらいます。」
俺たちは、イビルインストーラーの恐ろしさに驚愕する。

満腹定食 ( 2021/08/19(木) 08:10 )