新人警察官は駆け上がる





































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第32章 感情を力に変えろ
動く歯車
杉山「津田〜。何見てんだよ。」
津田「あ?別に?」
平松「今日のイベント見てたんだろ?坂道メンバー全員が出演しているやつだろ。」
杉山「そういえば、有給を取らないお前が、有給申請書と睨めっこしてたのは、それか。」
津田「うるせぇーわ。その前に町の治安を守るのが俺の仕事だわ。ほら、パトロール行くぞ。」
杉山「へいへい。」
川辺「行きたそうでしたね。」
平松「うわっ!びっくりした〜!」
川辺「すいません。けど、津田君も気軽に有給取ってくればいいんですけどね。」
平松「天職ってやつですよ。あ、川辺さん、この書類なんですけど・・・」
〜〜〜〜
坂道side
人工知能が入った掃除ロボットや学習する人体ロボット、人が乗れるドローン等々が色んなロボットが展示されている。
早川「すご〜い。」
金川「見ててワクワクする!!」
真夏「2人とも、ライブ始まるから準備してね。」
早川・金川「はぁ〜い!」
天「・・・」
茜「天ちゃん、目を輝かせてもだめだからね。」
菅井「私たちも時間があるからね?」
天「はぁ〜い・・・」
久美「としちゃん!準備が先だよ!!」
加藤「そんな〜。」
久美「優佳もだよ!」
影山「わ、わかってるよ!」
それぞれの出番のために準備をする坂道メンバー達。
〜〜〜〜
???side
「ほ、本当にやるのか?」
「当たり前だろ!俺たちが、頑張ってきた研究や実験を横取りされて、挙げ句の果てには、少ない手切れ金だけで逃げられたんだぞ!!だったら、ここであいつの悪事をばらして、俺たちがあいつに復讐するだよ!!」
「や、やめときなって!そんなことしても・・・」
「うるせぇー!お前には、構ってられるか!俺が、やる!」
「あ、ま、待って!」
「うるせぇって!」
ビリビリ!
「うがっ!」
ドサッ!
「見てろよ。クソ野郎ども。」
男が向かう先には、巨大なトレーラーが異様な雰囲気を纏い停まっている。
そんなことを知らずに、坂道メンバー達のライブが始まり、津田はいつも通り職務を全うしている。
それが全てを壊そうとしているとは知らずに・・・

満腹定食 ( 2021/08/18(水) 20:18 )