新人警察官は駆け上がる





































小説トップ
第31章 バラエティーの波に揉まれよう
左ブロー喰らう
富田「あ、はいはい!」
春日「富田君、どうした?」
富田「あの、津田さんはご飯やお酒にお金をかけすぎているのか、それ以外にお金かけていません!」
若林「それって服や車は、ぼろぼろなの?」
富田「はい!」
津田「それは、盛ってるわ!」
『それ、盛ってんで!』
ほぼ同時に盛ってるが出た。
若林「服とかに穴空いてたり、襟のところが伸びていたりするの?」
津田「流石にないですけど、ここ2、3年は服は買ってません。」
春日「それは、物持ちがいいんだよね。私と・・・」
若林「お前は、捨てなさすぎるんだよ!」
津田「使えるものは、使い続けようって感じですね。バイクも6年目ですし、車は、貰い物で故障はないです。」
若林「バイクって何乗ってるの?」
津田「BMWののG310GSです。あ、これです。」
また画像が映し出される。
春日「いいね、これ。」
津田「そろそろ乗り換えようか迷っているところです。」
若林「別に、警察官の給料がよくないってわけじゃ・・・」
津田「それはないです!!絶対に!」
若林「お?!びっくりした〜。」
津田「あ、すいません。」
若林「津田君が、そう言う使い方をしているだけなのね?」
津田「はい!他の警察官は、いろんなことに使ってます!」
※決して、警察官のお給料が安いわけではないので、ご安心を・・・※
金村「はい!」
春日「おすし、どうした?」
金村「津田さんの部屋は、あんまり家具がありません!」
『それ、盛ってるで!』
津田「また、俺が金ないってなるだろうが!!」
若林「おすし、悪いな〜。」
金村「そんなことないです。」
悪そうに笑う金村さん。
若林「ちなみにどんな部屋なの?」
金村「布団と3段ボックス、机、衣装ケースだけでした。」
『それ、盛ってるで!』
若林「金のない大学生か!」
春日「津田君、それって本当?」
津田「事実です・・・」
若林「嘘だよね?!」
津田「いや〜、酒や飯に金かけようと思って、最低限の物にしたらそうなりました・・・」
春日「別にお金がないから家具を買ってないとかではないよね?」
津田「それはないです。ちゃんとリビングには、テレビやソファーはあります。」
若林「自分の部屋は、そんなにお金かけてないってことだね。おすしの言い方も悪いな〜。」
金村さんにガンを飛ばす。
金村「っ!」
金村さんは一瞬怯むが、ウインクしてくる。
後で、覚えとけよ・・・

満腹定食 ( 2021/08/15(日) 19:01 )