新人警察官は駆け上がる





































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第30章 酒しか勝たん!
衣装提供
津田「はぁ?なんて?」
小坂「次の収録で、服を貸して欲しいの。」
金村「なので!お願いします!!」
津田「待て待て、買えばいいだろ?」
小坂「深夜番組だからお金ないって言われたの。だから、自分達で用意できるものは、自分でしてくれって・・・」
津田「あれだろ?柔道着だろ?」
金村「津田さん!正解!!」
津田「はぁ〜、待ってろ。今電話してやる。」
おかんに電話する。
Prrrr
母『もしもし?』
津田「すまん、頼みたいことがある。」
母『どうしたんや?保証人以外ならええで。』
津田「うちのチビの柔道着を送って欲しい。」
母『え?なんで?』
津田「いや〜、なんか番組で使うらしいんやわ。」
母『あぁ〜、坂道の子ね。ええで。刺繍入ってないやつがええやろ?』
津田「そうやな。入ってても、向こうのスタッフがなんとかしてくれるやろう。」
母『あぁ〜、わかったわ。すぐ送るわ。』
津田「すまん。助かるわ。」
母『ええで。それより冬帰ってくる時は、早く連絡くれや。』
津田「はいはい。じゃ。」
電話を切る。
津田「送ってくれるらしいわ。」
小坂「やった!!」
金村「津田さん、ありがとう!!」
津田「へいへい。それやったら、何かくれや。」
金村「えぇ〜。」
小坂「しゃーないなー。じゃ、キスで。」
金村「え?!菜緒?!」
津田「おい、金村さん知らんやろ。」
小坂「ええやん。もう美玖も寝ちゃお。」
金村「え?菜緒?嘘だよね?」
津田「いや、待て。なんでノリノリなんや。」
小坂「漫画でもあるやん。こう言う展開。」
津田「あるか。」
金村「・・・あの、津田さん。」
津田「はい?」
金村「お、お願いします。」
津田「おい。たく・・・」
そのまま寝ました。
2人とも相手しました。
ーーーー
数日後
『待たせたな!!』
『始まりました。日向坂で会いましょう。今日も元気な日向坂メンバーでーす。』
録画していたものを見る。
ハロウィン企画だと聞いている。
段ボールの中身を見やず、そのまま坂道本社に送ったため柔道着しか入ってないと思う。
『あれ?小坂?それってもらったの?』
津田「ん?」
酒を飲みながら見ている。
小坂『えっと、これは・・・』
津田「ん!ぶぅ〜!!」
小坂さんは、なんと実家の繋を着ていた。
すぐさま、おかんに電話する。
母『もしも・・・』
津田「おかん!!どう言うことや!!」
母『どういう・・・あ、送ったやつか?』
津田「それ以外なんがある!!なんで、おじぃの作業着送ってんだよ!!」
母『別にええやん。もう使わんし。それにあれやろ?ハロウィンやろ?提供や。提供。」
津田「そんなことしやんでええやんけ!」
母『もうええやんけ。ほら、ちゃんと見とき。こっちは、見れやんから。じゃ。」
津田「お、おい!!」
まじか〜。
おじぃ、死んでからテレビに映ったぞ。
作業着だけだがな。


■筆者メッセージ
リクエストがなかなか来なかったので、日常回にさせていただきます。
申し訳ありません。
リクエストもじゃんじゃん送ってください。
時期は、秋から冬です。
満腹定食 ( 2021/08/09(月) 19:26 )