新人警察官は駆け上がる





































小説トップ
第28章 キャンプイン夏
ハメ外すとこうなる
どんちゃん騒ぎをする前に飯を作る。
どうせならキャンプ飯だな。
津田「焼きそばと何作るか・・・」
若月「カレーは作ったの?」
津田「えぇ、だからなぁ・・・冷蔵庫見てから考えますか。」
桜井「私も行く!」
生駒「私も手伝いたい!」
津田「それじゃ、頼みます。」
ログハウスに行き、冷蔵庫を見て考える。
津田「お?海老がある。それに・・・」
作ったことないものを作ろう・・・
津田「時間がかかるけど、あれ作るか。」
桜井「え?!何々?!」
津田「見てのお楽しみ。」
〜〜〜〜
調理場に行き、飯を作る。
俺は、そこで確認をするを
津田「使えるな。よし、やるか。」
生駒さん達に料理を任せて、ピザ窯に火を入れる。
窯を暖めている間に、市販の生地にいろんな食材を乗せる。
生地の大きさ的に2枚入りそうだな。
まずは、定番にマルゲリータ。
2枚目は、チーズとベーコンとアボカドを乗せたピザ。
人数的に5.6枚焼く予定だ。
若月「津田君、大丈夫?」
津田「まぁ、なんとか?」
本格的にピザを焼くのは初めてだ。
作ったことあるのは、ピザトーストだけだ。
あとは、市販のピザを魚焼きグリルで焼いたりオーブンで焼いたりしたくらいだ。
津田「ちょっとやりすぎくらいかなってくらいまでやけばどうにかなるでしょ。」
桜井「身体壊したら責任取ってよね?!」
津田「その時は、その時ですよ。よし、完成。」
〜〜〜〜
飯も完成して、酒を手に取る。
津田「てめぇーら!準備できてるだろうな!!」
「「「イエ〜イ!!」」」
津田「ここで騒がなかったやつは、この先楽しめたいと思え!!」
小坂「お!かっこいい!」
土生「よ!男だな!」
津田「俺は、男じゃ!」
「「「だはは〜!」」」
津田「ふんじゃ!かんぱ〜い!!」
「「「かんぱ〜い!」」」
どんちゃん騒ぎが始まる。
津田「ぷはぁ〜!!うまい!」
俺が飲んでいるのは、ライム入りコロナビール。
地ビールも美味かったが、海外のビールも悪くない。
津田「おら!騒げ!小娘ども!!」
「「「イエ〜イ!!」」」
俺は、ガバガバ飲みノリになっている。
桜井「うわ〜、豪快なラッパ飲み・・」
生駒「大丈夫なの?」
津田「全然?大学の時なんか、もっと飲んでいましたからね。」
大学は、アホほど飲んでいた。
よく肝臓を壊さなかったことだな。
小坂「それやったら!」
菅井「勝負だ!」
津田「おぉ?いいぜ。来いよ。」
若月「嫌な予感・・・」
〜〜〜〜
40分後
小坂「うっぷ!」
菅井「の、のめませぇ〜ん。」
山下「つ、強すぎ・・・」
津田「おいおい、どうした?」
勝ち抜き戦だといい、俺を本気で潰そうとしてきた。
まぁ、潰れるはずもなく全員飲み潰れた。
津田「おぉ〜い?次は誰だ?」
金村「パ、パス!」
美穂「け、結構です!」
津田「ほほぅ〜。」
両手に栓を開けたコロナビールを持つ。
津田「飲む?飲まない?」
金村「い、いや〜!」
美穂「に、逃げろ〜!」
津田「はっはっは、逃がすか!」
2人を追いかける。
生駒「あれは、酔ってるよね・・・」
桜井「うわ〜、やばそう。」
若月「潰されたくないわ〜。」
津田「え?飲まないんすか?」
生駒・桜井・若月「げぇ?!」
〜〜〜〜
津田「ん、ん〜。あいて〜、飲みすぎた〜。」
やばい、後半の記憶がない・・・
そういえば・・・確か・・・
むにゅっ!と何か柔らかいものを掴む。
津田「ん?」
横を見ると裸の生駒さんが・・・
津田「・・・あちゃ〜。」
生駒さんは、目を開ける。
俺の顔を見て
生駒「せ、責任取ってよね・・・」
津田「初めて?」
生駒「・・・」
津田「す、すいません。」
まぁ、ハメ外しすぎたわ。

満腹定食 ( 2021/08/02(月) 21:56 )