新人警察官は駆け上がる





































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第25章 臭いと悩みはすぐに消えない
やばいよ〜
北村さんからイベントの日に駅の改札付近を警備していた人物の名簿と顔写真をもらう。
そしてまた、あの会社に行く。
十津川さんと一緒に受付に行く。
「え?さっき出られましたよ?」
津田「え?どこに?」
「それは、わかりません。顔を真っ青にして飛び出していきましたよ。」
津田「十津川さん、やばいかも。」
十津川「いや、かなりまずいぞ。」
津田「まず、北村さんに連絡します。」
北村さんに電話をかける。
北村『どうした?』
津田「すいません、今日そっちで休んでいる人はいますか?」
北村『え、あ、いるぞ。今日体調悪くてって休んできた奴がいてな。』
津田「その人に兄弟はいますか?」
北村『いるぞ、確か・・・妹だった気が・・・』
津田「顔写真すぐに送ってください!それじゃ!」
北村『お、おい!!』
津田「十津川さん!車に乗ってください!」
十津川「わ、わかった!」
車に向かいながら、あるところにメッセージを送る。
十津川「どこに向かうんだ?」
津田「たぶんですけど、あそこですよ!」
〜〜〜〜
日向坂side
今日は、各駅にメンバーが5グループに分かれて駅のホームで観光客を向かい入れるイベントをしている。
SLが来るまでまだ時間がある。
美玲「そういえば、またまなふぃ遅刻したよね?!」
高瀬「2分は、遅刻じゃないって。」
影山「集合時間に遅れているのは遅刻だよ!私は、5分前に来るんだから次からは5分前に来てよね!」
高瀬「ご、ごめん。」
河田「まなふぃさんが怒られている・・・」
濱岸「なんだか、珍しい光景だね。ん?あの人たちは何しているんだろう?」
ホームの中央付近に2人の男性がいた。
1人は30代くらいで、もう1人は40代くらいの人だ。
何か言い争っている。
「おい!いたぞ!!」
「捕まえろ!!」
「チィッ!」
美玲達の方に向い走ってくる。
河田「え?え?」
濱岸「やばいかも?」
30代の男性は、河田を狙う。
高瀬「陽菜!こっち!」
高瀬は、何かを察して河田を引き寄せる。
「くそっ!お前だ!こい!」
高瀬「きゃっ?!」
「お、おい!!やめろ!」
「うるせぇ!!」
ナイフを出して高瀬に向ける。
美玲「まなふぃ!!」
影山「ちょ、ちょっと?!」
「来るな!来るならこいつを殺す!」
河田「あの人・・・この前の警備にいた人だ・・・」
濱岸「嘘なんで・・・」
「くそっ!遅かったか!」
影山「あ!津田さん!」
津田「杉山!平松!!何してんだよ!」
杉山「すまん!逃した!」
平松「やらかしたわ!」
あの時の3人が集まった。

満腹定食 ( 2021/07/17(土) 20:30 )