マジで最悪
あの晩は、最悪な事が起きた。
なんと、それも理佐さんとヤっている時にゴムが破れたのだ。
理佐さんは、気にしなくていいと言っていたが、これで辞めることになれば俺の責任だ。
理佐さんは、アフターピルを飲んでいたが、もしかしてと思い聞くと、ビンゴだった。
杉山「津田〜、深刻な顔してどうしたんだ?パトロールだぞ?」
津田「あぁ、今行く。ちょっとやらかしたんでな。」
杉山「どんなやらかし?」
津田「色々だな。とりあえず、行くぞ。」
杉山「へ〜い。」
津田「よいし・・・ぐわぁ?!」
どたん!
平松「大丈夫か?って、椅子の駒が取れているじゃないか。」
川辺「頭打ってないですか?」
津田「だ、大丈夫です・・・いてて。」
はぁ〜、ついてない。
〜〜〜〜
津田「はい、これお願いします。」
「税金泥棒がよ。くたばれ。」
津田「はい、お気をつけて。」
駐禁の切符を切った車が走り出すと水飛沫があがり、俺にかかる。
杉山「うわ〜、タオルあったか?」
津田「後ろにあったと思う。最悪だ。」
ズボンが完全に濡れた。
杉山「ちょっと汚れ溜まってるか。新聞紙引くから待ってろ。」
津田「すまん。」
〜〜〜〜
津田「不法投棄を確認と・・・」
杉山「いつぐらいですかね?」
「今日の早朝には、置いてあったから・・・昨日の晩からですかね。」
杉山「物音は?」
「もう10時には寝ているからわからないよ。」
津田「ですよね。ありがとうございます。たく、面倒なことをしやがって。」
杉山「そうだな。」
BBQに使ったであろう網やコンロ、それに墨まで置いてある。
津田「はぁ〜、これ全部町が処分するってなると金勿体ないよな。」
杉山「そうだな。かと言って、俺たちが処分できるわけではないし・・・」
津田「交番に戻ったら、報告だな。よし、帰る・・・」
バシャン!!
また水飛沫が上がる。
杉山「またか?」
またびしょびしょだ。
津田「最悪だ・・・」
〜〜〜〜
交番に戻り、俺はまた出勤してきたスーツを来て、制服を選択してもらっている。
平松「津田、本当に最近ついてないよな。」
杉山「それで悩んでいるのか?」
津田「そうだな。家帰っても、角に小指ぶつけるわ、卵を落とすわ、風呂入ろうと思ったら水だったわ・・・」
平松「はい、ストップ。これ以上聞くと俺たちも何かと巻き込まれそうだわ。」
杉山「お前は、最低だな。実務訓練で助けてもらったのによ。」
平松「う・・・それとこれとは、別だろ・・・」
津田「まぁ、いいさ。これで酒飲みながら笑い話なればいい肴になるだろうし。」
杉山「お前らしいな。」
川辺「乾きましたよ。はい。」
津田「すいません。ありがとうございます。」
今回は、濡れる事が多い。
はぁ〜、最悪だ。