日向坂side
久美「おすしと菜緒、津田さんのところでよくなっているって。」
加藤「そうなんだ。それだったら安心だね。」
久美「うん、最初は心配だったけどね。」
加藤「そうだよね。おすし、相当津田さんのことよく思ってなかったからね。」
久美「うん、それを乃木坂さんや櫻坂さんに聞かれたらね・・・」
潮「あ、あの、久美ちゃん。」
久美「なっちょ？どうしたの？」
潮「うしろ・・・」
久美「え？」
後ろを振り返ると茜さんと理佐さん、小林さんがいた。
久美「あ・・・おはようございます。」
茜「ねぇ、久美ちゃん、史帆ちゃん。その話は本当？」
久美「えぇ〜と・・・」
理佐「正直に答えてね？」
目が笑っていない。
加藤「はい・・・」
久美「としちゃん！！」
加藤「しょうがないよ。事実だもん。」
小林「で、美玖ちゃんは今どこに？」
潮「わ、私は知りません！」
加藤「いや、わかりませんね・・・」
久美「そうですね・・・」
目を逸らしている。
茜「まぁ、その様子だとわかっているのね。だったら、あそこしかないわ。」
久美「え！！知っているんですか！！」
茜「えぇ、次のお休みの時行ってくるわね。あ、美玖ちゃんには言わないでね。」
小林「言ったら、わかるよね？」
久美「う、はい。」
おすし・・・命あるのかな？
〜〜〜〜
金村「くしゅん！」
津田「風邪か？」
金村「いえ、鼻がムズムズして・・・」
津田「そうかい。」
Prrr
津田「はい、もしもし？」
理佐『やっほ〜。元気？』
津田「理佐さん、どうしたんすか？」
理佐『今度のお休みの日そっちに行くからよろしくね。』
津田「あぁ〜、わかりました。」
理佐『あと、金村ちゃんいる？』
津田「え？」
金村さんの方を見る。
津田「いますけど、何か？」
理佐『いや、聞いてみただけだよ。それじゃ、よろしくね。」
津田「は〜い。」
金村「誰からですか？」
津田「理佐さん。次の休みの時に来るらしい。」
金村「・・・」
津田「どうした？」
金村「いえ・・・」
ーーーー
ピンポーン
津田「いらっしゃ・・・あれ？茜さんに小林さん。どうしたんすか？」
茜「私たちもお休みだったから来ちゃった。入っていいよね？」
津田「えぇ、どうぞ。」
小坂「あ、理佐さん。それに茜さんに小林さん。」
理佐「菜緒ちゃん、元気？」
小坂「はい、よくなっています！」
理佐「よかった。それより美玖ちゃんいる？」
小坂「いますよ。美玖〜！」
金村「・・・」
暗い顔をしている。
そして、部屋の空気が少し凍りついている。