新人警察官は駆け上がる





































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第21章 飯の時くらいは笑顔でいろ
急な頼み
福岡の友人の結婚式に出席して帰ってきたらに同居人が増えた。
まぁ往復の移動中に一悶着あったが、置いておこう。
北村さんに連絡を取る。
津田「どう言うことっすか?北村さん。」
北村『すまん、昨日に決まったんだよ。俺も聞いて驚いている。』
津田「それは、前にあった今野って言うおっさんですか?」
北村『いや、あの人より偉い人が決めた。だから頼む。』
津田「わ、わかりました。じゃ、ある程度面倒はみます。」
北村『まじ助かる。後で、細かい詳細を送るからそれを見て過ごしてくれ。』
津田「了解です。んで、金村さん?」
金村「はい、金村美玖です。1ヶ月間お世話になります。」
あの時見た金村さんとは違って何か弱々しい。それに目が死んでいる。
津田「じゃ、小坂さん。ちょっとスーパーと薬局行くからある程度のこと教えといて。」
小坂「わかりました。あ、洗濯洗剤買ってきてください。」
津田「はいはい。じゃ、行ってくるわ。」
小坂「お願いしまーす。」
〜〜〜〜
小坂side
小坂「美玖、元気ないで。」
金村「そ、そんなことないよ。」
小坂「嘘やん。目死んでるで。」
金村「大丈夫だよ。それより私が寝る部屋は?」
小坂「案内するよ。あと洗濯は・・」
美玖の様子がおかしい。
どないしたんやろ。
〜〜〜〜
金村「ご馳走様でした。先にお風呂に入ります。」
飯は残さずに食べたが、話している内容がほぼ業務的だ。
津田「小坂さん、金村さん・・・」
小坂「目が死んでるよね・・・」
津田「どうする?」
小坂「お寿司好きやから、お寿司頼む?」
津田「ありやな。それで元気になってくれればええねんけどな。」
俺と小坂さんは、金村さんを元気づけるために色々と考える。

満腹定食 ( 2021/07/02(金) 17:28 )