新人警察官は駆け上がる





































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第19章 その光を戻すために
〜寄り道〜
ある日
川辺「はい、はい、あ〜。出ましたか。はい、今向かいます。津田、杉山。太陽町の池からワニガメが出たから確認しに行ってくれ。」
杉山「まじっすか?!うわ〜。行きたくねぇ。」
津田「それも仕事だろ。ほら、行くぞ。」
杉山「へ〜い。」
〜〜〜〜
ひまわり町
津田「すいませ〜ん。通りま〜す。」
杉山「カミツキガメを確認しに来ました。」
確認すると馬鹿でかいワニガメがいた。
杉山「うわ〜、最悪だな。俺が調書書くから津田・・・」
津田「はいはい。お前は、本当にダメだな。」
杉山は、生き物が全くダメな人間だ。
なんかいろんな動物から噛まれてきたらしい。
津田「えぇ、大きさは80センチ、年齢は?」
「えぇ〜これですと5年以上ですね。」
杉山「えぇ、はい。はい。」
杉山の目が死んでいる。
「彼、大丈夫ですか?」
津田「大丈夫です。これだけですか?」
「まだあと1匹います。」
杉元「・・・」
津田「意識飛んでるぞ。」
杉元「はっ!あ、トイレ!」
津田「お、おい!たく。」
「加藤さ〜ん!これどこに置けばいいですか!」
あ、見たことある人だ。
津田「生駒さん?」
生駒「あ、どうも。お疲れ様です。」
津田「あ、はい。こんなことしているんですね。」
生駒「そうなんだよ〜。けど、楽しいよ?」
津田「へ、へぇ〜。」
どろんこになりながら池の掃除と外来種の捕獲をするは尊敬するわ。
生駒「もしかして、ななみんの知り合い?」
津田「あ、え、まぁ、そんな感じですね。」
〜〜〜〜
津田「はい、はい、わかりました。あ、場所は・・・あ〜、はいはい。わかりました。では、失礼します。」
杉山「お、終わったか?」
津田「終わったぞ。これからこのワニガメを保護施設に持っていくからな。」
杉山「う、うげぇ・・・」
「待って〜!」
津田「あ、生駒さん。」
生駒「ななみんと連絡取ったよ!まいやんもなぁーちゃんもすごいいい人って言ってたから今度家に行ってもいい?」
津田「あぁ〜、いいですよ。誰か連れてきます?」
生駒「う〜ん、その時によるよ!じゃ〜ね!」
生駒さんは、池の方に行く。
杉山「俺が苦しんでいる間にナンパしやがって・・・」
津田「じゃ、ワニガメの調書書けよ。」
杉山「む、無理・・・ぶぅ・・・」
津田「はいはい。俺が運転するわ。」
杉山「す、すまん。」

■筆者メッセージ
次の章へ行きまーす。
満腹定食 ( 2021/06/30(水) 08:30 )