新人警察官は駆け上がる





































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第18章 ドキドキする時期
チョコより酒
交番内は、そわそわしていた。
津田「熊谷さん、何そわそわしているんすか?」
熊谷「そ、そんなことはねぇーよ。ねぇ、保田さん。」
保田「そ、そうだな。ほ、ほら、パトロールだぞ?行ってこい。」
津田「あ、行ってます。」
熊谷「お、おい。待て。」
何かおかしい。
ーーーー
夜勤を終えて仮眠を取ると、こいつらが部屋に来た。
早川「じゃ〜ん!はい!バレンタインチョコ!」
金川「美味しいチョコを選んできたよ!」
賀喜「もう2人ともそんなぐいぐい行かないの。」
遠藤「津田さん少し早いのですが、いつもありがとうございます。」
津田「いや〜、ありがとう。こんな年齢でもらえると思ってなかったわ。」
チョコを貰う。
あ、だから熊谷さんと保田さんがそわそわしていたのか。
早川「津田さん。何考えているん?」
津田「ん?いや、交番の中がそわそわしていたのかって。」
賀喜「嬉しくないんですか?」
津田「いや、嬉しいさ。けど、もう何年だ?10年以上もらってないからな。」
金川「えぇ〜!なんで?!」
津田「中学からは、男子校で高校は共学になったが男子クラスだったからな。その時は嬉しかったかもしれないが、今は酒がいいな。」
遠藤「おじさんですね・・・」
津田「酒飲みになるとこうなるんやで?さくらさん。」
早川「それやったら!お酒!!」
金川「あと!ご飯!!」
津田「お前らは、どうぶつか!」
早川「いた!」
金川「いて!!」
賀喜「津田さん、しゅうまいってできますか?」
津田「ん〜。作れると思うが?もしかして?」
遠藤「はい!しゅうまいです!!」
津田「ほほ〜。津田さん頑張っちゃうよ〜。」
早川「さくちゃんだけずるい!!」
金川「私もお手伝いする!!」
津田「はいはい。じゃ作るぞ。」
「「「は〜い!!!」」」
久々に4人と飯を食うな。
まぁ、チョコももらえたしいいか。
厳密に言えば、酒の方が・・・

■筆者メッセージ
バレンタインは櫻坂でやろうと思います。
リクエスト募集します
満腹定食 ( 2021/06/25(金) 22:22 )