新人警察官は駆け上がる





































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第17章 それでも酒を飲む
ほぼ彼女
ある日の朝
津田「ん、ん〜!」
時刻は9時半。
昨日は、酒もあまり飲まずすぐに寝たな。けど、ある方と熱い夜を過ごしたけどな。
津田「ふぁ〜。ねむ。」
隣を確認するが、姿がなかった。
そのかわり何かを焼いている音がする。
寝室を出る。
橋本「あ、起きた?簡単なものだけど、朝ごはん用意したわ。」
津田「ありがたいっすわ。けど、そんなことしなくてもいいんすよ。ここ俺の部屋だし。」
橋本「流石にあれだけ受け入れてもらったのに、これくらいはしないとね。」
昨日も激しい夜を過ごした。
全部橋本さんに主導権を握られて、カラカラっになるまでやった。
ほぼ男だろって思えたわ。
で朝飯は、スクランブルエッグと焼いたベーコン、レタスとミニトマトのサラダ、食パン2枚だ。
食パンは、自分で焼く。
好みの焼き加減があるので、これだけは譲れない。
焼いてる間に冷蔵庫からあるものを出す。
ピスタチオスプレット。
成城石井で手に入らないって言われている商品だ。
これがうまいんだよな。
津田「いただきます。」
まぁ、定番は安定だよな。
津田「うまい。」
橋本「そのピスタチオのクリームはいつ買ったの?」
津田「ん〜、最近。帰りにたまたま成城石井寄ったら買えた。」
橋本「いいな〜。私も欲しいのよ。」
津田「何に使うん?」
橋本「アイスとか。」
津田「あぁ〜。うまいやつやん。」
橋本「でしょ?」
あ、無意識にタメ語で喋っていた。
橋本さんも気にしてないし、いいか。
津田「今日は?仕事?」
橋本「今日は、午後からの会議で終わり。まぁこれからの件ね。」
津田「誰が選抜になってもおかしくないですからね。」
橋本「まぁ、そうね。そろそろ準備するわよ。」
津田「どうぞ。後片付けはお任せあれ。」
橋本「よろしく。」
津田「あいよ。」
何か、一緒に生活している感じがする。
俺もそろそろ結婚を考えないといけない年齢だ。
まぁ、その時になればいいか。

■筆者メッセージ
この章は終わります。
次は、櫻坂メインでいきたいと思います。
満腹定食 ( 2021/06/25(金) 20:02 )