新人警察官は駆け上がる





































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第16章 守り抜け!!
橋本さんの誘惑
津田「はぁ〜、やっちまった〜。」
知らない上司を殴った。
それにしても、頑なに小林さんと大沼さんを解放したくない理由がわからない。
多分、油断した犯人を炙り出すために拘束していたのだろうか。
そんな理由で、あの2人の人生を潰したくなかった俺は、とうとう手を出してしまった。
北村さんが離脱した時よりは、無気力になってはいないが、酒飲んだらすぐに落ちる自信がある。
とにかく普通の食事して、普通に過ごすことを考えている。
ピンポーン
津田「はいは〜い。」
扉を開けると、俺のことを気にしている人が来た。
津田「なんすか?橋本さん。」
橋本「心配してきたのよ。北村さんから連絡もらって、謹慎もらったって。」
津田「まぁまぁ、俺はこの通り元気なんで。中へどうぞ。」
橋本さんを中に入れ、ソファーに座らせる。
俺は、橋本さんの右隣に座る。
橋本「ご飯は?」
津田「ちゃんと食べてますよ。酒は飲んでませんが。」
橋本「それなら良かった。また落ち込んで、酒浸りになっていると思ってた。」
津田「そんなダメージ受けてませんよ。小林さんと大沼さんは?」
橋本「解放されたわよ。それに違う人物が浮き彫りになってきたって、言ってたわよ。」
津田「そこまで言っていいんかよ。まぁ、何はともあれだな。」
橋本「けど、大丈夫なの?上司を殴ったって聞いてるけど。」
津田「どうなるかは、わかりませんね。解雇になる可能性はありますね。中々の問題児なんで。」
今回の件でクビが飛ぶ可能性もありそうだな。まぁ、覚悟はしている。
橋本「解雇になれば、どうするつもりなの?」
津田「実家に帰りますよ。その後は、向こうで農業でもしますわ。」
橋本「・・・」
津田「そんな悲しい顔をしないでください。俺は、大丈夫ですから。」
橋本「ねぇ、津田君が私と会って言ったこと覚えている?」
津田「えぇ〜、あ〜。解雇になれば、雇ってくださいって?」
橋本「実はね、本当に上層部の案に出ているのよ。君が欲しいって。」
津田「えぇ〜、俺はどうしようも無い人間ですよ?それに色んな人に迷惑もかけているし・・・」
橋本「それは、あなたが気づいていないだけで、うちの子達や櫻坂の子達も色んなことで助けられているのよ。だから・・・」
津田「まぁ、飯食って酒飲んで笑顔になってますよ。それくらいしか、わかりませんね。」
橋本「それでも、仕事現場で早く食べに行きたいって言っているのよ。それくらい自信持ちなさいよ。」
津田「あはは、俺はただの警察官ですよ。そんなこと言われても・・・」
橋本「それに、私があなたを離したくない。」
津田「え?何を言っているんですか?」
橋本「私は本気よ。」
橋本さんの目が変わる。
一瞬にして、俺の顔に近づく。
津田「ん?!」
そして、口に柔らかい感覚がする。
津田「ん!何してんすか?!」
すぐに理解する。
俺は、橋本さんにキスをされたのだ。
橋本「あなたを離したくないって言ったでしょ。」
津田「だからってこれは・・・」
橋本「どう?興奮した?」
津田「いや、その・・・」
俺のモノがもっこりしている。
橋本「ベット行きましょ。」
津田「は、はい。」
蛇に睨まれたネズミみたいに俺は、橋本さんが優勢でベットに行く。
橋本「ねぇ?初めて?」
津田「そうですよ。そんなことなかったし、いい感じになったこともないですよ。」
橋本「ほら、服を脱いで。」
津田「あ、はい。」
俺は、服を脱ぐ。
橋本さんも脱ぎ、下着姿になる。
橋本「どう?女性の身体は?」
津田「映像で見たことありますけど、綺麗ですよ。今まで見た中で。」
橋本「本当、男の人って・・・」
生で女性の身体を見るのは初めてだ。
まじで綺麗だ。
傷もなく、白くて綺麗だ。
津田「・・・」
橋本「どう?ハグする?」
津田「いいんすか?」
橋本「ほら。」
橋本にハグをする。
温かい。
これが、人間の温もりか。
それに心臓の音も聞こえる。
橋本「どう?」
津田「あったかい。何かやばい気がする。」
橋本「どう?キスする?」
津田「はい。」
またキスをする。
橋本さんは、舌を入れ始めいやらしい音が響く。
一旦離れて、心を落ち着かせる。
津田「どうしたんすか?」
橋本「だから、あなたが欲しいの。」
津田「もしかして、最後までやります?」
橋本「えぇ、そのつもりよ。」
津田「経験ありませんけど?」
橋本「私に委ねてくれる?」
津田「・・・はい。」
そのあと猛烈に激しいこと行為をした。
橋本さんと5回もして、全部出した。
あ、真っ白になるってこう言うことなんだな。
〜〜〜〜
津田「ん、ん?」
疲れて寝ていたのか、朝になっていた。
橋本「起きた?」
寝転びながら、橋本さんが目を覚ましていた。
津田「えぇ、あんたのせいで、身体がバキバキだわ。」
橋本「そう?けど、良かったわよ。」
津田「そうですか。」
橋本さんの肌を見ると昨日より艶々になっていた。
橋本「警察官を辞めたらすぐに連絡するのよ。」
津田「その気になっていれば、連絡入れますよ。」
橋本「絶対よ。」
津田「はいはい。シャワー浴びますね。」
橋本「それじゃ、私も。」
津田「襲わないでくださいね。」
橋本「仕事あるのにそんなことしないわよ。」
内心は、あるかなって思いながらシャワーに行くが、そんなことはなかった。
まぁ、警察官を辞めたら橋本さんの会社で働いてもいいと考え始めている。

満腹定食 ( 2021/06/21(月) 22:13 )