守りし者の物語







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第2章 成長と踏み出す一歩
合宿と外部コーチ
GW前で学校の連中がざわざわし始める。
そりゃそうだ。この期間で彼女出来たやつはお泊まりしてイチャイチャしたり、ちょっと遠いところに行ってイチャイチャしたりと男と女はいいイベントだ。
そんな中俺は、アイドル達と合宿に行く。イチャイチャはなしだ。おい、期待するなよ。
「おーい。聞いてるのか?」
朽井「あ?あーわりぃわりぃ。」
食堂にいる俺はまたキリトと飯を食っている。
キリト「朽井、お前GWの予定は?」
朽井「あー合宿同行。」
キリト「アイドル科の?」
朽井「あぁ、強制な。まぁ福岡に帰っても居場所ねぇーしな。」
キリト「うわー、ここの男どもは羨ましがるだろ。」
朽井「お前が言うな。あんな別嬪さんの彼女いるだろ。どうせお前の家か彼女の家でイチャイチャだろ?」
キリト「ぐふっ!」
俺が言ったことにむせるキリト。
キリト「ゴホッ、そ、そんなわけないだろ?!」
朽井「図星すぎて動揺してるぞ?」
ーーーー
GW初日
今日の午前中は、目的地までバスで移動し、午後はミーティングという流れだ。
で、キャプテン達は可愛らしい服装をしてる。
え?俺?もちろん和服。波が描かれてる。
「グミ食べる人ー!」「私もお菓子持ってきたよ!!」「めいめい!いちごのお菓子持ってきたよ!」
賑やかである。
コウ「賑やかだな。」
朽井「そうっすね。これから合宿なのに元気っすね。」
運転するコウ先生。免許は持ってるから運転するって言い出したらしい。
ちなみに運転席の隣に座ってる。
楽しそうな雰囲気だけ感じている。
コウ「その前に朽井。お前の荷物は風呂敷で持ってかれるのかよ(笑)見た時は泥棒かと思ったわ(笑)」
カバンに入れようか思ったが、風呂敷に包み込めると思って風呂敷にしたのだ。
朽井「いやー、迷って風呂敷にしたんすよ。向こうで洗濯はできると思って。」
コウ「まぁそうだな。ちょっと長めだからそういうところは選んだからな。あ、SA寄る予定だけどどーするだー?」
「寄ってくださーい!」「私も!!」
何人か賛成の声が聞こえる。
コウ「じゃ寄るぞー!」
ーーーー
サービスエリア
朽井「くぅーー!」
バスを降りて伸びをする
トイレに行った奴らが帰ってくるまで休憩らしい。
「ねぇ、朽井君。」
朽井「ん?」
東村が声をかけてきた。
朽井「どうした?東村?」
東村「私達のとこにけぇへん?」
朽井「席ないだろ?」
東村「補助席あるやん?」
朽井「えぇー。」
ちょっと迷うが、俺がそっちに行くことでその楽しい雰囲気が壊れるかと思うと断るか。
朽井「いいよ。そっちで楽しみな?」
東村「ほんまにいいん?」
朽井「俺はいいの。」
「おぉーい!出発するぞー!」
朽井「ほら行くよ?」
東村「うん。」
バスに戻ると・・・
朽井「なぜ、真ん中に補助席作ってだよ。お前らで楽しんどけよ。」
久美「それなら朽井君も楽しもうよ?」
朽井「俺はい・・・」
コウ「朽井、出発するから座れー。」
嘘だろ。
松田「大人しく座っとき(笑)」
丹生「そうだ!そうだ!」
朽井「今回だけだぞ?」
そのままバスは出発する。
また楽しい雰囲気が広がる。
ーーーー
また走ること1時間
合宿所に着いた。目の前には海が広がっている。
朽井「なんかすごいところだな。」
コウ「俺の知り合いのがやってる宿泊施設だ。しかもステージもあるからそこで練習する予定だ。」
へー。相当広いところだな。
コウ「荷物持ったら、俺についてこい!」
そのままコウ先生についていく。
事務所的なところに着き、
コウ「すいません今日からお世話になります。」
「「「お世話になります!!!」」」
管理人「じゃ鍵はこの4つでお願いしますね。」
加藤「4つ?」
コウ「俺と朽井で1部屋で3部屋でお前達だ。部屋割りはお前達で決めてくれ。」
久美「ここで決めちゃうから早くしよ!」
コウ「昼飯が13時からだからそれまでに決めとけよ。じゃ朽井行くぞー。」
朽井「へい。」
そのままコウ先生についていく。
ーーーー
部屋に着き荷物を置く。
2人しちゃちょっと広めだ。
コウ「よし、まだ時間あるしちょっと歩こうか。」
朽井「海に行くんすか?」
コウ「そうだが、今回指導してもらうコーチに会いに行くついでに。」
朽井「コーチ?そんな話聞いてないぞ?」
コウ「サプライズだ。で、あいつらがこの先進むために必要な人だ。」
それだけこの人あいつらに入れ込んでるだなってわかる。
違ったアイドル像を作るために必要なら俺はそれに従うのみ。それしか無理なんだけどな。
ーーーー
散歩がてら歩いて海に行く。
そこに1人の男がいた。
コウ「久しぶりだな。」
「おー、久しぶりだな。3年ぶりか。」
この人がコーチになる人か。
コウ先生とは雰囲気が違う。
「で、この子は?」
コウ「彼女達のマネージャーだ。おい。」
朽井「朽井迅三郎だ。」
「面白い子だね。俺の名前はタカヒロって言うだ。この・・・」
コウ「こいつにそんなこと言ってもわからねぇーよ(笑)全く世の中のことわからなかった人間だ。」
タカヒロ「今時珍しいね?そんなテレビに興味なかったのか?」
朽井「それはーーーー」
タカヒロ「え?はぁ?!そんなことしてたのか?!」
朽井「あぁ。」
タカヒロ「おい!コウ!!そんな奴がマネージャーって!!!」
コウ「俺はこの件に何も言えない。上が決めたことだ。」
タカヒロ「それを彼女達が知ってるて・・」
コウ「秘密だ。そいつが言いたい時に言うことになってる。」
タカヒロ「はぁー。俺は外部だからそこまでいわねぇーわ。けどもし彼女達に何かあったら。」
朽井「わかってる。その時は腹切ってやるよ。」
コウ「じゃ、そろそろ時間だし、食堂に行くか。」
そのまま食堂へ向かう俺たち。
俺の過去を話すことになるのはまだまだ先だ。


■筆者メッセージ
連投してまーす。
できる限り思いついたらそのまま書いてます。
こんな小説に2000近く読んでくれるのはありがたいです。
追記ー
タカヒロ
アイドル界隈では伝説の振付師
朽井のマネージャー案に反対派
満腹定食 ( 2021/02/27(土) 17:14 )