第2章
08
家に帰ると母親と優子がいた。

「あら、手術終わったの?」
「うん。」
「尚君よかったわね。ちょっとは安心した?」
「はい。家にお邪魔させてもらったの短かったですけど、ありがとうございました。」
「もう帰るの?今日ご馳走するから、明日帰ればいいじゃない?」
「でも…」
「いいじゃねえかよ。義姉ちゃんお前のことすごい気に入ったみたいだし。」
「優希一言余分よ。」
「事実じゃん、それに俺らいつ出校停止解除になるかわからんし…」
「確かにな…じゃ、今日までお邪魔させてもらいます。」

その日の夕方、インターホンが鳴った。玄関を開けると悠太達だった。

「お、お前らどうした?」
「暇人。」
「やかましいわ、冷やかしに来ただけか?」
「ばーか、やっとお前らの出校停止解除されたぞ。実質学校行けるのは月曜だけどな。」
「やっと解除か。早く学校行きてぇ…」
「ま、俺はそろそろ解除になるかなって思ったけどな。」
「嘘言え、ついさっきまで『いつになったら出校停止解除になるんやろ?』って、ぼやいてた癖によく言うぜ。」
「あれはぼやいたんじゃなくて独り言。」
「独り言にしては大きかったけどな。」
「いちいちうるさいな。」
「まあまあ、これでやっとみんな勢揃いしたんだし。じゃあ、帰るね。」

悠太達は帰って行った。ようやく優希と尚は出校停止解除になった。

「よかった、優希やっと解除だな。」
「ああ。さ、今日は解除祝いと手術成功祝いだな。」
「そうだな。」

優希と尚はハイタッチを交わすと家に入っていった。

■筆者メッセージ
ようやく優希君と尚君出校停止解除になりました。さあ、次から新章スタート、新たなメンバー出しますよ。
夜明け前 ( 2018/03/28(水) 19:20 )