第3章
06
「優ちゃん…いい?」
「ああ。」
「じゃーん!優ちゃんが恥ずかしがる服だよ。」
「やっぱ可愛いな。」

前回見たとはいえ、美桜のサンタの格好は似合って尚且つ、すごく可愛かった。

「優ちゃん…メリークリスマス!」
「ちょっと早いけどな、こんな可愛いサンタを見れる俺は、幸せだな。」
「もう優ちゃん…恥ずかしいよ。」
「でも…」
「嬉しい。優ちゃん…いっぱいエッチしよ?」
「やっぱ美桜はエッチなサンタだな。」
「うう…馬鹿にしたな。」

頬を膨らませながら、美桜は優希に飛びついた。そうは言っても優希が大好きな美桜、優希に飛びつくと唇を尖らせ、自らキスをした。

「えへへ…」
「エッチなサンタはキスが上手いな。」
「エッチエッチうるさいぞ、おっぱい大好き優ちゃん。」
「そんなに好きじゃないし…」
「ふぅ〜ん…じゃあ私のおっぱい触らせない。」
「ガキのやりとりか。」
「嘘だよ優ちゃん。触って欲しい…」

美桜は自ら服を脱いだ。サンタの服に合わせたのか、下着も赤だった。

(なんか凄いエロい…)
「優ちゃん見惚れすぎ。」
「美桜のそれ、凄いエロいからさ。」
「買ってきちゃった、優ちゃんいい?」
「ああ…」

またキスをすると、美桜は優希の手を取り、自ら胸に持ってかせた。

「美桜、凄い前向きというか…」
「だって…」
「ここも凄いんじゃないか?」

優希は下も触れたが、やはり濡れ濡れだった。美桜は腰を捩っていた。

「優ちゃん…」
「今年1番のエロさだよ。」
「うう…でも、ちょっと嬉しい…」
「両方がいいのか?」
「うん…」

そう言うと優希は美桜の上下弱いとこを、同時に攻めだした。美桜は優希にずっとしがみついていた。普通は恥ずかしく口を抑えたり、離れようとする筈だが、今の美桜にはそれは見えない。寧ろ、好んでるようにしか見えなかった。

「ゆう…ちゃん…」
「美桜…かなり濡れてきた。」
「優ちゃんの…欲しいよ…」
「いっぱいの思い出、作りたいもんな?」
「うん…優ちゃんの…」
「俺の愛撫はいらないから、じゃあ…入れるよ?と…前に、これこれ…」

また生で入れようとしたが、今回は寸前で気付いた。付け終わると、優希は美桜の中に挿入した。

「あぁん…すごいよ優ちゃん…」
「美桜ぐちょぐちょ…感じすぎ…」
「優ちゃんのテクが…だめ…なんだよ…いやらしい…から…」
「俺は凄く嬉しいけどな。」
「私も…気持ち…いいから…嬉しい…」
「美桜…凄いエロいから…もう逝きそう…」
「優ちゃん…今日は早いね…いいよ、付けてるから…そのまま…」
「ああ…逝く!」

抱きついたまま、優希は美桜の中で果てた。いつもならまだ耐えてるが、やはり今日はいつもと違った。

「ああ…もう出たよ。」
「優ちゃん…今日はいつになく早いね。そんなに気持ちよかった?」
「だめだ、美桜の格好がエロすぎて…」
「そうかな…でも、優ちゃんに初めて見せたかも。」
「美桜、風呂行こか?」
「うん。2回戦?」
「気力があればな。」
「優ちゃんあるから大丈夫。」

2人は風呂場に向かった。こんなあっという間なイブの夜を終わらせるのは味気ない。

夜明け前 ( 2017/11/06(月) 17:40 )