第3章
01
次の日、菜々は仕事のため、現場に向かっていた。真人に送ってもらって…

「1人で行けよな…こんな朝早くから起こすなよ…」
「早寝早起きは大事だからね。ダラけてたらだめだからね。わかった?」
「お前は俺の親か!」

そんな会話しながら、現場に到着。

「着いたぞ。」
「うん。」
「降りねえのか?」
「あのさ、何で早く来たか知ってる?」
「知らねえよ。」
「朝早くからエッチしよ。」
「馬鹿かお前?」
「だってさ、最近さや姉とずっといるしさ…うちのことほっといてるしさ…」
「遠回し遠回しに言ってるけど、要は独り占めしたいんだろ?」
「あったりー!」
「はあ…つい最近までさや姉に『独り占めしたらあかんで?』って言ってたのにな…ほんとわがままだな…」
「つべこべ言わないでしようよ…」
「はあ…俺に命令かよ…ったくいつから立場逆転したんだよ…」

真人はぶつぶつ言いながらも、手はしっかり動いてた。

「昨日恵のおっぱい見たから菜々のが小さく見えるわ…」
「けいっちは別だよ…後みるるんと…」
「みるるん?」
「ああ…白間美瑠ちゃん。」
「美瑠ちゃんもおっきいんか?」
「けいっちほどじゃないけど、ギャップはすごいよ…」
「ふぅ〜ん…」
「ねぇ真人…入れていい?」
「早いな…せめて俺のぐらいは…」
「いいよ…」

菜々はズボンを脱がすと、ねっとりとした口で真人の一物を咥えた。

「はあ…真人のおち○ち○…朝からこんなビンビン…」
「気持ちいいよ菜々…」
「んふふ…我慢できないから入れていい?」
「ああ…」

菜々はそう言うと真人にまたがり、そのまま自分で入れ、動き出した。

「ああん…真人のおち○ち○…久々だから気持ちいい…」
「朝からそんなに激しくすんな…」
「大丈夫だって…もうだめ…逝っちゃう…ああん逝く逝く!」

菜々はその後も逝き続けた。完全に菜々のペースになっており、真人はいつの間にか菜々の玩具的になっていた…

「菜々…おい!」
「な〜に?」

逝きすぎて、菜々の目はトロンとなっていた…

「溜まりに溜まってたのはわかったけど、少しは状況理解しろよ?」
「うん…ごめんね〜…」
「わかってんのかほんとに?」
「わかってるよ〜…」

どう見てもわかってる感じはしない…これ以上するとまずいと思った真人は…

「俺疲れたから終わり。」
「え〜…まだ物足りない…」
「あのなぁ…これから仕事だろ?少しは俺に感謝しろよな全く…」
「真人の意気地無し…」
「帰り1人で帰れよ?」
「ごめんなさい…」

いつもの菜々に戻ったようだ。

「はあ…菜々とはしばらく無し。」
「何でよー?」
「自分勝手すぎ。したくなっても自分でな。罰だ。わかったな?」
「はーい…」
「じゃあ帰り連絡しろよ?」

そう言うと真人は現場を後にした。

(はあ…菜々のせいで最悪だなほんとに…もう少し寝たかったのに…)

完全に目はシャキッとしてしまい、もう寝れない。真人はがっくりしたまま家に到着した。

(あれ?俺鍵閉めずに家出たっけ?)

何故か鍵が開いてあり、焦る真人…さらに…

(靴が二足ある…誰?まさか泥棒?)
「誰かいるの?」
「真人…さん…」

遠くから彩の声が聞こえ、真人はリビングに向かう。するとそこにいたのは…

「えっ?み…みるきーさん?えっ…さ…彩!」

なんと美優紀がいた。そして彩は手首を施錠されていた。真人は帰って来て早々、状況が理解できなかった。

夜明け前 ( 2016/01/27(水) 21:56 )